1. [正解]骨肉腫は原発性悪性骨腫瘍の中で最も頻度が高く、約42.5%を占める。10〜20歳代の若年者に好発し、大腿骨遠位端・脛骨近位端(膝関節周囲)の骨幹端に多く発生する。X線上でコッドマン三角やsunburst像が特徴的であり、血液検査ではALP(アルカリホスファターゼ)が上昇する。
2. [誤り]軟骨肉腫は原発性悪性骨腫瘍の中で2番目に多い腫瘍で、約15.2%を占める。30〜60歳代の中高年に好発し、骨肉腫とは好発年齢が異なる。骨盤・大腿骨・上腕骨に多い。
3. [誤り]ユーイング(Ewing)肉腫は原発性悪性骨腫瘍の約6.4%を占め、10〜20歳代の小児・若年者に好発する。長管骨の骨幹部に発生し、X線で玉ねぎの皮様(onion peel)の層状骨膜反応が特徴的所見である。
4. [誤り]脊索腫は脊索の遺残組織から発生する稀な悪性腫瘍であり、仙骨や頭蓋底(斜台部)に好発する。中高年に多いが発生頻度は低く、骨肉腫に比べて非常にまれである。
| 原発性悪性骨腫瘍 | 頻度 | 好発年齢 |
|:---|:---|:---|
| 骨肉腫 | 42.5%(最多) | 10〜20歳代 |
| 軟骨肉腫 | 15.2% | 30〜60歳代 |
| 骨髄腫 | 14.6% | 50〜70歳代 |
| Ewing肉腫 | 6.4% | 10〜20歳代 |
<p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 原発性悪性骨腫瘍の頻度と好発年齢</p>