第08章 整形外科疾患 / C. 骨代謝性疾患・骨腫瘍
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Question
問題 691 原発性悪性骨腫瘍で最も頻度が高いのはどれか。
  1. 1骨肉腫正解!
  2. 2軟骨肉腫不正解
  3. 3ユーイング肉腫不正解
  4. 4脊索腫不正解
Explanation
解説
1. [正解]骨肉腫は原発性悪性骨腫瘍の中で最も頻度が高く、約42.5%を占める。10〜20歳代の若年者に好発し、大腿骨遠位端・脛骨近位端(膝関節周囲)の骨幹端に多く発生する。X線上でコッドマン三角やsunburst像が特徴的であり、血液検査ではALP(アルカリホスファターゼ)が上昇する。
2. [誤り]軟骨肉腫は原発性悪性骨腫瘍の中で2番目に多い腫瘍で、約15.2%を占める。30〜60歳代の中高年に好発し、骨肉腫とは好発年齢が異なる。骨盤・大腿骨・上腕骨に多い。
3. [誤り]ユーイング(Ewing)肉腫は原発性悪性骨腫瘍の約6.4%を占め、10〜20歳代の小児・若年者に好発する。長管骨の骨幹部に発生し、X線で玉ねぎの皮様(onion peel)の層状骨膜反応が特徴的所見である。
4. [誤り]脊索腫は脊索の遺残組織から発生する稀な悪性腫瘍であり、仙骨や頭蓋底(斜台部)に好発する。中高年に多いが発生頻度は低く、骨肉腫に比べて非常にまれである。 | 原発性悪性骨腫瘍 | 頻度 | 好発年齢 | |:---|:---|:---| | 骨肉腫 | 42.5%(最多) | 10〜20歳代 | | 軟骨肉腫 | 15.2% | 30〜60歳代 | | 骨髄腫 | 14.6% | 50〜70歳代 | | Ewing肉腫 | 6.4% | 10〜20歳代 | <p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 原発性悪性骨腫瘍の頻度と好発年齢</p>
Key Points
ポイント
  • 原発性悪性骨腫瘍で最も頻度が高いのは骨肉腫(約42.5%)。次いで軟骨肉腫・骨髄腫・Ewing肉腫と続く。なお全骨腫瘍の中で最も多いのは転移性骨腫瘍(癌の骨転移)であり約26%を占める。
  • 重要用語: 骨肉腫, 原発性悪性骨腫瘍最多, 軟骨肉腫, Ewing肉腫, コッドマン三角 を正確に理解しておくこと。
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