第08章 整形外科疾患 / C. 骨代謝性疾患・骨腫瘍
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Question
問題 688 骨腫瘍と好発年齢の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1骨巨細胞腫------1 歳未満不正解
  2. 2骨肉腫 ------10 歳代正解!
  3. 3ユーイング肉腫------50 歳代不正解
  4. 4孤立性骨囊腫------70 歳代不正解
Explanation
解説
1. [誤り]骨巨細胞腫は20〜40歳代に好発する骨腫瘍であり、1歳未満ではない。長管骨の骨端部に好発し、巨細胞を多数含む特徴的な組織像を示す。良性だが局所再発率が高い。
2. [正解]骨肉腫は10歳代(特に15〜19歳)に好発する原発性悪性骨腫瘍である。成長期に骨形成が活発な長管骨の骨幹端部(大腿骨遠位端・脛骨近位端)に発生し、男女比は3:2で男性に多い。原発性悪性骨腫瘍の中で最も頻度が高い。
3. [誤り]ユーイング(Ewing)肉腫は10〜20歳代の小児・若年者に好発する悪性骨腫瘍であり、50歳代ではない。長管骨の骨幹部に発生し、X線で玉ねぎの皮様(onion peel)の層状骨膜反応が特徴的である。
4. [誤り]孤立性骨嚢腫(単純性骨嚢腫)は小児・若年者(5〜15歳頃)に好発する良性の腫瘍類似疾患であり、70歳代ではない。上腕骨近位端や大腿骨近位端に多い。 | 骨腫瘍 | 好発年齢 | 好発部位 | |:---|:---|:---| | 骨肉腫 | 10歳代 | 骨幹端(膝周囲) | | Ewing肉腫 | 10〜20歳代 | 骨幹部 | | 骨巨細胞腫 | 20〜40歳代 | 骨端部 | | 孤立性骨嚢腫 | 5〜15歳 | 上腕骨・大腿骨近位 | <p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 骨腫瘍と好発年齢・好発部位</p>
Key Points
ポイント
  • 骨肉腫=10歳代、Ewing肉腫=10〜20歳代、骨巨細胞腫=20〜40歳代、孤立性骨嚢腫=5〜15歳。各骨腫瘍の好発年齢と好発部位の組合せを正確に覚える。骨肉腫は骨幹端、Ewing肉腫は骨幹部、骨巨細胞腫は骨端部と部位も区別する。
  • 重要用語: 骨肉腫, 10歳代, Ewing肉腫, 骨巨細胞腫, 孤立性骨嚢腫 を正確に理解しておくこと。
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