1. [正解]**正しい(危険因子でない)。** 運動は骨粗鬆症における骨折の危険因子ではなく、むしろ骨密度の維持・向上に有効な保護因子である。適度な荷重運動は骨への力学的刺激となり骨形成を促進する。また筋力強化やバランス能力の向上により転倒予防にも寄与し、骨折リスクを低減させる。
2. [誤り]誤り(危険因子である)。喫煙は骨粗鬆症の重要な危険因子である。喫煙により骨芽細胞の機能が低下し、腸管からのカルシウム吸収が障害される。また女性では閉経が早まる傾向があり、エストロゲン低下期間が延長して骨密度低下が促進される。
3. [誤り]誤り(危険因子である)。糖尿病は骨折の危険因子である。特に1型糖尿病ではインスリン不足により骨形成が低下する。2型糖尿病では骨密度は必ずしも低下しないが、AGEs(終末糖化産物)の蓄積により骨質が劣化し、骨折リスクが増加する。
4. [誤り]誤り(危険因子である)。副腎皮質ステロイド薬の長期使用はステロイド性骨粗鬆症を引き起こし、骨折リスクを著しく高める。ステロイドは骨芽細胞を抑制し破骨細胞を活性化するため、急速な骨量減少をもたらす。