1. [誤り]骨肉腫の好発年齢は10〜20歳代の若年者であり、60歳代ではない。特に15〜19歳にピークがある。60歳代以降に多い骨の悪性腫瘍は転移性骨腫瘍や多発性骨髄腫である。
2. [正解]骨肉腫の初発症状は運動時痛であることが多い。外傷を機に疼痛に気付くことも多いが、外傷そのものが原因ではない。疾患の進行とともに昼夜を問わない安静時の自発痛が出現し、やがて局所の熱感・腫脹・跛行などを呈するようになる。
3. [誤り]骨肉腫の好発部位は大腿骨遠位端・脛骨近位端(膝関節周囲)の長管骨骨幹端であり、手指骨ではない。手指骨に好発する骨腫瘍は内軟骨腫(軟骨腫)である。
4. [誤り]骨肉腫の治療では化学療法が極めて重要な役割を果たす。術前(約10週間)および術後(約1年間)の強力な補助化学療法の導入により、5年生存率が10〜15%から60〜70%へと大幅に向上した。