第08章 整形外科疾患 / C. 骨代謝性疾患・骨腫瘍
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Question
問題 684 骨肉腫について正しいのはどれか。
  1. 1好発年齢は60 歳代である。不正解
  2. 2初発症状は運動時痛が多い。正解!
  3. 3好発部位は手指骨である。不正解
  4. 4化学療法は行わない。不正解
Explanation
解説
1. [誤り]骨肉腫の好発年齢は10〜20歳代の若年者であり、60歳代ではない。特に15〜19歳にピークがある。60歳代以降に多い骨の悪性腫瘍は転移性骨腫瘍や多発性骨髄腫である。
2. [正解]骨肉腫の初発症状は運動時痛であることが多い。外傷を機に疼痛に気付くことも多いが、外傷そのものが原因ではない。疾患の進行とともに昼夜を問わない安静時の自発痛が出現し、やがて局所の熱感・腫脹・跛行などを呈するようになる。
3. [誤り]骨肉腫の好発部位は大腿骨遠位端・脛骨近位端(膝関節周囲)の長管骨骨幹端であり、手指骨ではない。手指骨に好発する骨腫瘍は内軟骨腫(軟骨腫)である。
4. [誤り]骨肉腫の治療では化学療法が極めて重要な役割を果たす。術前(約10週間)および術後(約1年間)の強力な補助化学療法の導入により、5年生存率が10〜15%から60〜70%へと大幅に向上した。
Key Points
ポイント
  • 骨肉腫の初発症状は運動時痛が多い。好発年齢は10〜20歳代(60歳代ではない)、好発部位は膝関節周囲の骨幹端(手指骨ではない)。化学療法は術前・術後に行われ、予後の大幅な改善に寄与している。
  • 重要用語: 骨肉腫, 運動時痛, 若年者好発, 膝周囲骨幹端, 化学療法による予後改善 を正確に理解しておくこと。
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