第08章 整形外科疾患 / C. 骨代謝性疾患・骨腫瘍
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Question
問題 683 骨腫瘍と好発時期の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1ユーイング肉腫――――老年期不正解
  2. 2孤立性骨嚢腫―――――壮年期不正解
  3. 3多発性骨髄腫―――――青年期不正解
  4. 4骨肉腫――――――――成長期正解!
Explanation
解説
1. [誤り]ユーイング(Ewing)肉腫は10〜20歳代の小児・若年者に好発する悪性骨腫瘍であり、老年期ではない。長管骨の骨幹部に発生し、玉ねぎの皮様(onion peel)の層状骨膜反応がX線上の特徴的所見である。
2. [誤り]孤立性骨嚢腫(単純性骨嚢腫)は小児期(5〜15歳頃)に好発する良性の腫瘍類似疾患であり、壮年期ではない。上腕骨近位端や大腿骨近位端に多く、病的骨折で発見されることがある。
3. [誤り]多発性骨髄腫は50〜70歳代の中高年〜高齢者に好発する造血器腫瘍であり、青年期ではない。骨破壊による打ち抜き像(パンチアウトレジョン)が特徴的X線所見である。
4. [正解]骨肉腫は10〜20歳代の成長期に好発する原発性悪性骨腫瘍である。特に15〜19歳にピークがあり、成長期に骨形成が活発な長管骨の骨幹端部(大腿骨遠位端・脛骨近位端)に発生しやすい。X線上でコッドマン三角やsunburst像が特徴的である。 | 骨腫瘍 | 好発時期 | 特徴 | |:---|:---|:---| | 骨肉腫 | 成長期(10〜20歳代) | 骨幹端・コッドマン三角 | | Ewing肉腫 | 小児〜若年者 | 骨幹部・玉ねぎの皮様骨膜反応 | | 孤立性骨嚢腫 | 小児期 | 病的骨折で発見 | | 多発性骨髄腫 | 中高年〜高齢者 | 打ち抜き像 | <p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 骨腫瘍と好発時期の対応</p>
Key Points
ポイント
  • 骨肉腫=成長期(10〜20歳代)、Ewing肉腫=小児〜若年者、孤立性骨嚢腫=小児期、多発性骨髄腫=中高年〜高齢者。各骨腫瘍の好発時期の違いを正確に把握することが重要である。
  • 重要用語: 骨肉腫, 成長期, Ewing肉腫, 孤立性骨嚢腫, 多発性骨髄腫 を正確に理解しておくこと。
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