1. [誤り]ユーイング(Ewing)肉腫は10〜20歳代の小児・若年者に好発する悪性骨腫瘍であり、老年期ではない。長管骨の骨幹部に発生し、玉ねぎの皮様(onion peel)の層状骨膜反応がX線上の特徴的所見である。
2. [誤り]孤立性骨嚢腫(単純性骨嚢腫)は小児期(5〜15歳頃)に好発する良性の腫瘍類似疾患であり、壮年期ではない。上腕骨近位端や大腿骨近位端に多く、病的骨折で発見されることがある。
3. [誤り]多発性骨髄腫は50〜70歳代の中高年〜高齢者に好発する造血器腫瘍であり、青年期ではない。骨破壊による打ち抜き像(パンチアウトレジョン)が特徴的X線所見である。
4. [正解]骨肉腫は10〜20歳代の成長期に好発する原発性悪性骨腫瘍である。特に15〜19歳にピークがあり、成長期に骨形成が活発な長管骨の骨幹端部(大腿骨遠位端・脛骨近位端)に発生しやすい。X線上でコッドマン三角やsunburst像が特徴的である。
| 骨腫瘍 | 好発時期 | 特徴 |
|:---|:---|:---|
| 骨肉腫 | 成長期(10〜20歳代) | 骨幹端・コッドマン三角 |
| Ewing肉腫 | 小児〜若年者 | 骨幹部・玉ねぎの皮様骨膜反応 |
| 孤立性骨嚢腫 | 小児期 | 病的骨折で発見 |
| 多発性骨髄腫 | 中高年〜高齢者 | 打ち抜き像 |
<p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 骨腫瘍と好発時期の対応</p>