第08章 整形外科疾患 / C. 骨代謝性疾患・骨腫瘍
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Question
問題 681 骨肉腫について正しいのはどれか。
  1. 1老年期に好発する。不正解
  2. 2骨端部に好発する。不正解
  3. 3手指骨に好発する。不正解
  4. 4骨幹端に好発する。正解!
Explanation
解説
1. [誤り]骨肉腫は10〜20歳代の若年者に好発する原発性悪性骨腫瘍であり、老年期に好発する疾患ではない。老年期に多い悪性骨腫瘍は転移性骨腫瘍(癌の骨転移)や多発性骨髄腫である。
2. [誤り]骨肉腫は骨端部ではなく骨幹端部に好発する。骨幹端は骨端と骨幹の境界領域であり、成長期に骨形成が活発な部位である。骨端部に好発する骨腫瘍としては骨巨細胞腫がある。
3. [誤り]骨肉腫は大腿骨遠位端や脛骨近位端(膝周囲)の長管骨骨幹端に好発し、手指骨には好発しない。手指骨に好発する骨腫瘍としては内軟骨腫(軟骨腫)がある。
4. [正解]骨肉腫は長管骨の骨幹端部に好発する。特に大腿骨遠位端と脛骨近位端の骨幹端(膝周囲)が最好発部位であり、次いで上腕骨近位端の骨幹端に多い。成長期に骨形成が活発な骨幹端部で腫瘍が発生しやすいとされている。 | 骨腫瘍 | 好発部位 | |:---|:---| | 骨肉腫 | 長管骨の骨幹端(膝周囲) | | 骨巨細胞腫 | 長管骨の骨端部 | | 内軟骨腫 | 手指骨 | | Ewing肉腫 | 長管骨の骨幹部 | <p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 骨腫瘍と好発部位の対応</p>
Key Points
ポイント
  • 骨肉腫は10〜20歳代の若年者に好発し、長管骨の骨幹端部(膝周囲)が好発部位である。「骨端部」ではなく「骨幹端部」が正しい。骨端部好発=骨巨細胞腫、手指骨好発=内軟骨腫、骨幹部好発=Ewing肉腫と区別する。
  • 重要用語: 骨肉腫, 骨幹端, 膝周囲, 骨巨細胞腫は骨端部, 若年者好発 を正確に理解しておくこと。
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