第08章 整形外科疾患 / C. 骨代謝性疾患・骨腫瘍
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Question
問題 677 骨肉腫で誤っている記述はどれか。
  1. 140 歳代に好発する。正解!
  2. 2大腿骨下端に多い。不正解
  3. 3局所の疼痛・腫脹がみられる。不正解
  4. 4エックス線検査で骨皮質の虫食い像を認める。不正解
Explanation
解説
1. [正解]**正しい(誤った記述)。** 骨肉腫は10〜20歳代の若年者に好発し、特に15〜19歳にピークがある。40歳代に好発するという記述は誤りである。40歳代以降に多い骨の悪性腫瘍は転移性骨腫瘍(癌の骨転移)であり、骨肉腫とは異なる。
2. [誤り]誤り(正しい記述)。骨肉腫は大腿骨下端(遠位端)の骨幹端に最も好発する。大腿骨遠位端と脛骨近位端(膝周囲)が最好発部位であり、次いで上腕骨近位端に多い。
3. [誤り]誤り(正しい記述)。骨肉腫では腫瘍の増大により局所の疼痛・腫脹がみられる。初発症状は運動痛が多く、進行すると安静時にも昼夜を問わない自発痛が出現し、局所の熱感や腫脹を伴う。
4. [誤り]誤り(正しい記述)。骨肉腫のX線検査では骨皮質の虫食い像(蚕蝕像)が特徴的にみられる。さらにコッドマン三角(骨皮質の棘状ないし三角形の骨膜反応)やsunburst像(太陽光線様の針状骨新生)も特徴的所見である。血液検査ではALP上昇がみられる。
Key Points
ポイント
  • 骨肉腫は10〜20歳代の若年者に好発し、40歳代ではない。大腿骨遠位端に最も好発し、X線では骨皮質の虫食い像・コッドマン三角・sunburst像が特徴的所見である。ALP値は病巣の活動性に相関して上昇する。
  • 重要用語: 骨肉腫, 若年者好発, 大腿骨遠位端, 虫食い像, コッドマン三角 を正確に理解しておくこと。
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