第08章 整形外科疾患 / C. 骨代謝性疾患・骨腫瘍
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Question
問題 674 骨肉腫について誤っている記述はどれか。
  1. 1骨原性の悪性腫瘍では最も多い。不正解
  2. 2中年以後の発症が多い。正解!
  3. 3膝周囲の発症が多い。不正解
  4. 4疼痛・腫脹・発赤がみられる。不正解
Explanation
解説
1. [誤り]誤り(正しい記述)。骨肉腫は原発性悪性骨腫瘍の中で最も頻度が高く、約42.5%を占める。次いで軟骨肉腫、骨髄腫、Ewing肉腫と続く。
2. [正解]**正しい(誤った記述)。** 骨肉腫の好発年齢は10〜20歳代の若年者であり、特に15〜19歳にピークがある。中年以後の発症が多いという記述は誤りである。男女比は3:2で男性に多い。中年以降に多い悪性骨腫瘍は転移性骨腫瘍や骨髄腫であり、骨肉腫とは異なる。
3. [誤り]誤り(正しい記述)。骨肉腫の好発部位は膝関節周囲であり、大腿骨遠位端と脛骨近位端の骨幹端に最も多く発生する。次いで上腕骨近位端の骨幹端に多い。
4. [誤り]誤り(正しい記述)。骨肉腫では腫瘍による骨破壊と反応性炎症により疼痛・腫脹・局所熱感がみられる。初発症状は運動痛であることが多く、進行すると昼夜を問わない自発痛が出現する。 | 骨肉腫の特徴 | 内容 | |:---|:---| | 好発年齢 | 10〜20歳代(15〜19歳がピーク) | | 性差 | 男:女=3:2 | | 好発部位 | 膝周囲(大腿骨遠位端・脛骨近位端) | | X線所見 | コッドマン三角・骨膜反応・sunburst像 | | 血液検査 | ALP上昇 | <p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 骨肉腫の基本的特徴</p>
Key Points
ポイント
  • 骨肉腫は10〜20歳代の若年者に好発する原発性悪性骨腫瘍で最も頻度が高い。中年以後に多いのではなく若年者に多い点がポイント。好発部位は膝周囲(大腿骨遠位端・脛骨近位端)であり、X線上でコッドマン三角やsunburst像が特徴的所見である。
  • 重要用語: 骨肉腫, 若年者好発, 膝周囲, コッドマン三角, ALP上昇 を正確に理解しておくこと。
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