第08章 整形外科疾患 / C. 骨代謝性疾患・骨腫瘍
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Question
問題 673 原発性骨粗鬆症について誤っているのはどれか。
  1. 1閉経後に多く発症する。不正解
  2. 2病的骨折を起こしやすい。不正解
  3. 3運動が予防に重要である。不正解
  4. 4血液、生化学検査に異常を認める。正解!
Explanation
解説
1. [誤り]誤り(正しい記述)。原発性骨粗鬆症はエストロゲンの急激な低下に伴い、閉経後の女性に多く発症する。I型(閉経後骨粗鬆症)は閉経後5〜15年以内に発症し、II型(老人性骨粗鬆症)は70歳以降の高齢者に発症する。
2. [誤り]誤り(正しい記述)。骨密度の低下により骨強度が減少し、軽微な外力でも病的骨折を起こしやすくなる。特に脊椎圧迫骨折・大腿骨頚部骨折・橈骨遠位端骨折(コレス骨折)・上腕骨近位端骨折が好発部位である。
3. [誤り]誤り(正しい記述)。適度な荷重運動は骨への力学的刺激となり骨形成を促進するため、骨粗鬆症の予防に重要である。ウォーキングなどの体操や歩行は不動性骨粗鬆症の防止にも有効である。
4. [正解]**正しい(誤った記述)。** 原発性骨粗鬆症では血液・生化学検査は一般に正常範囲内である。血中カルシウム・リン・アルカリホスファターゼ(ALP)などは正常値を示す。これは続発性骨粗鬆症(副甲状腺機能亢進症・クッシング症候群など)との重要な鑑別点である。続発性骨粗鬆症では原疾患に応じた血液検査異常がみられる。 | 種類 | 血液検査 | 原因 | |:---|:---|:---| | 原発性骨粗鬆症 | 正常 | 閉経・加齢 | | 続発性骨粗鬆症 | 異常あり | 副甲状腺機能亢進症・クッシング症候群・ステロイド投与など | <p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 原発性と続発性骨粗鬆症の鑑別</p>
Key Points
ポイント
  • 原発性骨粗鬆症では血液・生化学検査が正常範囲内であることが重要なポイント。血液検査に異常がみられる場合は続発性骨粗鬆症(副甲状腺機能亢進症など)を疑う。閉経後に好発し、運動による予防が重要で、病的骨折を起こしやすい。
  • 重要用語: 原発性骨粗鬆症, 血液検査正常, 続発性との鑑別, 閉経後好発, 病的骨折 を正確に理解しておくこと。
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