1. [誤り]聴力の加齢性低下(老人性難聴)は男女ともにみられる。高音域から低下する傾向は共通しており、骨塩量ほどの明確な男女差はみられない。
2. [誤り]筋力の加齢性低下は男女ともにみられ、絶対値の差はあるものの低下の割合に骨塩量ほどの明確な男女差はない。サルコペニア(加齢性筋肉減少症)は男女ともに生じる。
3. [正解]骨塩量の加齢による変化には明確な男女差がある。女性は閉経後にエストロゲンが急激に減少するため、50歳前後から骨塩量が急速に低下し、骨粗鬆症になりやすい。一方、男性はテストステロンの低下が緩やかであるため骨塩量の減少も緩徐である。このため閉経後骨粗鬆症は圧倒的に女性に多い疾患となっている。
4. [誤り]肝血流量の加齢による低下は男女ともにみられ、顕著な男女差は報告されていない。加齢に伴い肝臓の重量と血流量はともに減少するが、男女差は骨塩量ほど明確ではない。