第08章 整形外科疾患 / C. 骨代謝性疾患・骨腫瘍
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Question
問題 671 加齢による変化で男女差がみられるのはどれか。
  1. 1聴力不正解
  2. 2筋力不正解
  3. 3骨塩量正解!
  4. 4肝血流量不正解
Explanation
解説
1. [誤り]聴力の加齢性低下(老人性難聴)は男女ともにみられる。高音域から低下する傾向は共通しており、骨塩量ほどの明確な男女差はみられない。
2. [誤り]筋力の加齢性低下は男女ともにみられ、絶対値の差はあるものの低下の割合に骨塩量ほどの明確な男女差はない。サルコペニア(加齢性筋肉減少症)は男女ともに生じる。
3. [正解]骨塩量の加齢による変化には明確な男女差がある。女性は閉経後にエストロゲンが急激に減少するため、50歳前後から骨塩量が急速に低下し、骨粗鬆症になりやすい。一方、男性はテストステロンの低下が緩やかであるため骨塩量の減少も緩徐である。このため閉経後骨粗鬆症は圧倒的に女性に多い疾患となっている。
4. [誤り]肝血流量の加齢による低下は男女ともにみられ、顕著な男女差は報告されていない。加齢に伴い肝臓の重量と血流量はともに減少するが、男女差は骨塩量ほど明確ではない。
Key Points
ポイント
  • 骨塩量は閉経後の女性で急速に低下するため、加齢変化に最も明確な男女差がみられる。女性ではエストロゲンの急激な低下が骨吸収亢進を招き、男性と比較して骨粗鬆症のリスクが著しく高い。聴力・筋力・肝血流量の加齢変化にも差はあるが、骨塩量ほど顕著ではない。
  • 重要用語: 骨塩量, 男女差, 閉経後エストロゲン低下, 骨粗鬆症, 加齢変化 を正確に理解しておくこと。
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