1. [正解]**正しい(誤った記述)。** 骨粗鬆症では骨の化学的組成(カルシウムとリンの比率など)は正常であり、骨の「量」が減少する疾患である。骨基質に対する石灰化の割合は正常に保たれているが、骨量そのものが減少して骨が脆弱化する。これに対して骨軟化症では石灰化が障害されるため骨の化学的組成に異常がみられる。
2. [誤り]誤り(正しい記述)。閉経後にエストロゲンが急激に低下し、破骨細胞による骨吸収が亢進するため、閉経後の女性に多く発症する。閉経後骨粗鬆症(I型骨粗鬆症)の典型的な病態である。
3. [誤り]誤り(正しい記述)。骨密度低下により骨強度が減少し、軽微な外力でも病的骨折を起こしやすい。脊椎圧迫骨折・大腿骨頚部骨折・橈骨遠位端骨折・上腕骨近位端骨折が好発する。
4. [誤り]誤り(正しい記述)。適度な荷重運動は骨への力学的刺激となり骨形成を促進するため、骨粗鬆症の予防に重要である。不動性(廃用性)骨粗鬆症の防止にも運動は不可欠である。
| 疾患 | 骨の化学的組成 | 骨量 |
|:---|:---|:---|
| 骨粗鬆症 | 正常 | 減少 |
| 骨軟化症 | 石灰化障害(異常) | 不変〜減少 |
<p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 骨粗鬆症と骨軟化症の違い</p>