第08章 整形外科疾患 / C. 骨代謝性疾患・骨腫瘍
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Question
問題 669 脊椎骨粗しょう症に関連して誤っている記述はどれか。
  1. 1腰痛の原因となる。不正解
  2. 2骨塩量が減少する。不正解
  3. 3脊椎圧迫骨折が起こりやすい。不正解
  4. 4閉経後に進行が遅くなる。正解!
Explanation
解説
1. [誤り]誤り(正しい記述)。骨粗鬆症による椎体の変形や微小骨折(圧迫骨折)により慢性的な腰痛が出現する。椎体の楔状変形や魚椎変形によって脊柱後彎が進行し、持続的な腰背部痛の原因となる。
2. [誤り]誤り(正しい記述)。骨粗鬆症では骨からカルシウムやリンが減少し、骨塩量(骨密度)が低下する。骨吸収が骨形成を上回ることで骨量が減少し、骨の微細構造が劣化する。
3. [誤り]誤り(正しい記述)。骨粗鬆症により椎体の強度が低下するため、軽微な外力(尻もちや重い荷物を持ち上げる動作)でも脊椎圧迫骨折が起こりやすくなる。特に胸腰椎移行部(Th12〜L2)に好発する。
4. [正解]**正しい(誤った記述)。** 閉経後に進行が「遅くなる」のではなく、むしろ「加速する」。閉経によりエストロゲンが急激に低下すると、破骨細胞の活性が亢進して骨吸収が促進され、骨粗鬆症の進行が著しく加速する。閉経後5〜10年間に骨量の減少が最も顕著となるため、閉経後骨粗鬆症と呼ばれる。
Key Points
ポイント
  • 骨粗鬆症は閉経後にエストロゲンの急激な低下により骨吸収が亢進し、進行が加速する(遅くなるのではない)。脊椎骨粗鬆症では腰痛・骨塩量減少・脊椎圧迫骨折が特徴的であり、特に胸腰椎移行部の圧迫骨折に注意が必要である。
  • 重要用語: 骨粗鬆症, 閉経後進行加速, エストロゲン低下, 脊椎圧迫骨折, 骨塩量減少 を正確に理解しておくこと。
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