1. [誤り]C2神経根は後頭部の感覚を支配しており、肩から前腕にかけての症状とは一致しない。C2障害では後頭部痛が出現する。
2. [誤り]C4神経根は肩上部(鎖骨〜肩峰付近)の感覚を支配するが、前腕橈側のしびれは説明できない。C4障害では肩上部の疼痛が主体である。
3. [正解]C6神経根のデルマトームは肩から上腕外側、前腕橈側、母指にかけての領域を含む。「左肩から上腕外側の疼痛」と「前腕橈側のしびれ」はC6神経根障害の典型的な症状分布と一致する。また、関節拘縮がないことから肩関節周囲炎(五十肩)ではなく、頚椎疾患(頚椎症性神経根症・頚椎椎間板ヘルニアなど)による神経根障害と考えられる。
4. [誤り]Th1神経根は前腕内側から小指側の感覚を支配しており、前腕橈側のしびれとは一致しない。Th1障害では前腕尺側の症状が出現する。