1. [誤り]ペルテス病は大腿骨近位骨端核の骨端症で、骨頭の無腐性壊死により骨頭の変形が残存すると二次性変形性股関節症の原因となる。教科書にも二次性変形性股関節症の先行疾患としてペルテス病が挙げられている。
2. [正解]単純性股関節炎(一過性滑膜炎)は小児に好発する一過性の股関節炎であり、通常1〜2週間で自然治癒し後遺症を残さない。関節軟骨や骨頭の破壊を生じないため、変形性股関節症の原因とはならない。
3. [誤り]外傷性股関節脱臼は関節面の損傷や脱臼に伴う大腿骨頭壊死を合併しうるため、二次性変形性股関節症の原因となりうる。教科書にも関節の外傷が二次性変形性関節症の原因として記載されている。
4. [誤り]大腿骨頭すべり症は骨端線での大腿骨頭のすべりにより股関節の適合性(congruency)が悪化するため、二次性変形性股関節症の原因となる。教科書にも先行する股関節疾患として大腿骨頭すべり症が挙げられている。