第08章 整形外科疾患 / B. 関節疾患
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Question
問題 660 変形性股関節症の原因とならないのはどれか。
  1. 1ペルテス病不正解
  2. 2単純性股関節炎正解!
  3. 3外傷性股関節脱臼不正解
  4. 4大腿骨頭すべり症不正解
Explanation
解説
1. [誤り]ペルテス病は大腿骨近位骨端核の骨端症で、骨頭の無腐性壊死により骨頭の変形が残存すると二次性変形性股関節症の原因となる。教科書にも二次性変形性股関節症の先行疾患としてペルテス病が挙げられている。
2. [正解]単純性股関節炎(一過性滑膜炎)は小児に好発する一過性の股関節炎であり、通常1〜2週間で自然治癒し後遺症を残さない。関節軟骨や骨頭の破壊を生じないため、変形性股関節症の原因とはならない。
3. [誤り]外傷性股関節脱臼は関節面の損傷や脱臼に伴う大腿骨頭壊死を合併しうるため、二次性変形性股関節症の原因となりうる。教科書にも関節の外傷が二次性変形性関節症の原因として記載されている。
4. [誤り]大腿骨頭すべり症は骨端線での大腿骨頭のすべりにより股関節の適合性(congruency)が悪化するため、二次性変形性股関節症の原因となる。教科書にも先行する股関節疾患として大腿骨頭すべり症が挙げられている。
Key Points
ポイント
  • 二次性変形性股関節症の原因疾患は、先天性股関節脱臼(亜脱臼・臼蓋形成不全)・ペルテス病・大腿骨頭すべり症・大腿骨頭壊死症・化膿性股関節炎・外傷性脱臼など。単純性股関節炎は一過性で後遺症を残さないため原因とならない。
  • 重要用語: 二次性変形性股関節症, 単純性股関節炎, ペルテス病, 大腿骨頭すべり症, 大腿骨頭壊死 を正確に理解しておくこと。
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