1. [誤り]関節拘縮の原因は関節包外の軟部組織(皮膚・筋肉・腱・靭帯など)の短縮・瘢痕化にある。教科書にも「運動障害の原因が関節包外の軟部組織にある場合」を拘縮と定義しており、骨・軟骨が原因ではない。選択肢1と4の記述は逆になっている。
2. [正解]変形性関節症は関節軟骨の加齢に伴う退行変性(老化現象)が主病変であり、正しい記述である。教科書にも「関節の加齢現象、すなわち関節の退行変性によって関節構造の摩耗と増殖が混在して同時に起こる非炎症性、進行性疾患」と記載されている。
3. [誤り]関節リウマチは自己免疫疾患であり、細菌感染が原因ではない。滑膜に対する自己抗体により関節が破壊される。細菌が原因の関節炎は化膿性関節炎(感染性関節炎)である。
4. [誤り]関節強直の原因は関節包内の関節を構成する骨や軟骨の癒合にある。教科書にも「運動障害の原因が関節包内の関節を構成する骨や軟骨にある場合」を強直と定義している。完全強直(骨性強直)と不完全強直(線維性強直)に分類される。
| 用語 | 原因部位 | 特徴 |
|:---|:---|:---|
| 拘縮 | 関節包外の軟部組織 | 改善の余地がある |
| 強直 | 関節包内の骨・軟骨 | 元に戻すことは困難 |
<p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 拘縮と強直の違い</p>