第08章 整形外科疾患 / B. 関節疾患
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Question
問題 651 疾患と所見との組合せで誤っているのはどれか。
  1. 1変形性膝関節症 ――― O 脚変形不正解
  2. 2変形性股関節症 ――― トレンデレンブルグ徴候不正解
  3. 3変形性肘関節症 ――― 伸展障害不正解
  4. 4プシャール結節 ――― 遠位指節間関節腫脹正解!
Explanation
解説
1. [誤り]変形性膝関節症では内側関節裂隙の狭小化に伴い内反変形(O脚変形)がみられ、正しい組合せである。教科書にも「内反変形でO脚を呈することが多い」と記載されている。
2. [誤り]変形性股関節症では股関節外転筋(中殿筋)の機能低下によりトレンデレンブルグ徴候がみられ、正しい組合せである。患側立脚時に骨盤が健側へ下がり、肩が患側へ傾く。
3. [誤り]変形性肘関節症では骨棘形成により屈曲・伸展制限がみられる。教科書にも「可動域の制限は屈曲、伸展制限が多く前腕回旋運動は障害されない」と記載されており、伸展障害は正しい所見である。
4. [正解]ブシャール結節は近位指節間関節(PIP関節)の変形性関節症による骨性腫脹であり、遠位指節間関節(DIP関節)の腫脹ではない。DIP関節の腫脹はヘバーデン結節である。したがって「プシャール結節―遠位指節間関節腫脹」の組合せは誤りである。 | 疾患 | 正しい所見 | |:---|:---| | 変形性膝関節症 | O脚変形(内反変形) | | 変形性股関節症 | トレンデレンブルグ徴候 | | 変形性肘関節症 | 伸展障害 | | ブシャール結節 | PIP関節(近位指節間関節)腫脹 | | ヘバーデン結節 | DIP関節(遠位指節間関節)腫脹 | <p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 変形性関節症と関連所見の正しい対応</p>
Key Points
ポイント
  • ブシャール結節=PIP関節、ヘバーデン結節=DIP関節と正確に区別する。変形性膝関節症のO脚変形、変形性股関節症のトレンデレンブルグ徴候、変形性肘関節症の伸展障害はいずれも正しい組合せである。
  • 重要用語: ブシャール結節, ヘバーデン結節, PIP関節, DIP関節, トレンデレンブルグ徴候 を正確に理解しておくこと。
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