1. [誤り]変形性膝関節症では内側関節裂隙の狭小化に伴い内反変形(O脚変形)がみられ、正しい組合せである。教科書にも「内反変形でO脚を呈することが多い」と記載されている。
2. [誤り]変形性股関節症では股関節外転筋(中殿筋)の機能低下によりトレンデレンブルグ徴候がみられ、正しい組合せである。患側立脚時に骨盤が健側へ下がり、肩が患側へ傾く。
3. [誤り]変形性肘関節症では骨棘形成により屈曲・伸展制限がみられる。教科書にも「可動域の制限は屈曲、伸展制限が多く前腕回旋運動は障害されない」と記載されており、伸展障害は正しい所見である。
4. [正解]ブシャール結節は近位指節間関節(PIP関節)の変形性関節症による骨性腫脹であり、遠位指節間関節(DIP関節)の腫脹ではない。DIP関節の腫脹はヘバーデン結節である。したがって「プシャール結節―遠位指節間関節腫脹」の組合せは誤りである。
| 疾患 | 正しい所見 |
|:---|:---|
| 変形性膝関節症 | O脚変形(内反変形) |
| 変形性股関節症 | トレンデレンブルグ徴候 |
| 変形性肘関節症 | 伸展障害 |
| ブシャール結節 | PIP関節(近位指節間関節)腫脹 |
| ヘバーデン結節 | DIP関節(遠位指節間関節)腫脹 |
<p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 変形性関節症と関連所見の正しい対応</p>