第08章 整形外科疾患 / B. 関節疾患
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Question
問題 647 肩関節周囲炎について適切でない記述はどれか。
  1. 170 歳代に好発する。正解!
  2. 2早期に肩関節の可動域制限を認める。不正解
  3. 3回旋運動を伴う動作で痛みが増強する。不正解
  4. 4ペインフルアークサインがあれば腱板損傷を疑う。不正解
Explanation
解説
1. [正解]肩関節周囲炎(五十肩)は50代を中心に40代後半〜60代前半に好発する疾患であり、70歳代が好発年齢ではない。教科書にも「50代を中心として40代後半から60代前半にかけて発来する」と記載されている。70歳代ではなく50歳前後がピークであるため、この記述は不適切である。
2. [誤り]肩関節周囲炎では発症の比較的早期の段階から拘縮(可動域制限)を認める。教科書にも「発症の比較的早期の段階においても拘縮を認める」と記載されている。逆に、拘縮がない場合には腱板断裂や上腕二頭筋長頭腱障害を示唆する。
3. [誤り]肩関節の回旋運動を伴う動作(結帯動作=外転+内旋、結髪動作=外転+外旋)で痛みが増強するのは五十肩の典型的な症状である。
4. [誤り]ペインフルアークサイン(有痛弧徴候)は上肢を挙上する際に外転位60〜120度の範囲で痛みを感じる徴候であり、腱板断裂の代表的な所見である。教科書にも「この徴候が陽性の場合には『五十肩』といっても、腱板断裂の要素が強い症例と考えるべきである」と記載されている。
Key Points
ポイント
  • 五十肩の好発年齢は50代(40代後半〜60代前半)であり、70歳代ではない。五十肩の名称自体が50代に多いことに由来する。早期からの可動域制限が特徴であり、拘縮がなければ腱板断裂を疑う。ペインフルアークサイン(外転60〜120度での疼痛)は腱板断裂を示唆する重要な所見である。
  • 重要用語: 五十肩の好発年齢, 早期からの拘縮, ペインフルアークサイン, 腱板断裂, 回旋運動 を正確に理解しておくこと。
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