1. [誤り]体重減量は股関節への荷重負荷を軽減する有効な保存的治療である。教科書にも「股関節への負担を減らすために体重減量」が生活指導として挙げられている。
2. [正解]左股関節に問題がある場合、杖は患側と反対側(右手)で使用するのが正しい。左手での杖使用は患側と同側であり、歩行時の体重負荷軽減効果が十分に得られない。杖を反対側の手で持つことで、患側立脚時に杖側に体重を分散させ、患側股関節への負荷を効果的に減らすことができる。
3. [誤り]プール内歩行は水の浮力により膝・股関節への荷重負荷が軽減された状態で運動できるため、変形性関節症の運動療法として適切である。教科書にも「水中歩行は膝にかかる体重の負荷が少なくてすむので合理的である」と記載されている。
4. [誤り]保存的治療で症状の改善が不十分で、関節裂隙が消失した末期例では人工関節全置換術の適応がある。教科書にも「60代以降では日常生活に支障を及ぼす場合には人工関節全置換術を行う」と記載されている。