第08章 整形外科疾患 / B. 関節疾患
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Question
問題 644 へバーデン結節について誤っているのはどれか。
  1. 1女性に多い。不正解
  2. 2近位指節間関節に生じる。正解!
  3. 3変形性関節症である。不正解
  4. 4初期には軽度発赤・熱感を伴う。不正解
Explanation
解説
1. [誤り]ヘバーデン結節は40歳以上の女性に多く、性差は1:10程度といわれている。教科書にも「40歳以上の女性に多く、性差は1:10程度」と記載されている。
2. [正解]ヘバーデン結節は遠位指節間関節(DIP関節)に生じる変形性関節症であり、近位指節間関節(PIP関節)ではない。PIP関節に生じる同様の変形性関節症はブシャール結節と呼ばれる。教科書にも「遠位指節間関節(DIP joint)に生ずる変形性関節症をヘバーデン結節と呼び、近位指節間関節(PIP joint)に生ずる変形性関節症をブシャール結節と呼ぶ」と明確に記載されている。
3. [誤り]ヘバーデン結節はDIP関節の変形性関節症そのものである。加齢に伴う関節軟骨の退行変性により骨棘が形成され、関節部が結節状に腫大する。
4. [誤り]初期の炎症期には軽度の発赤・熱感・疼痛を伴うことがある。教科書にも「最初は軽度の熱感と発赤を伴うことが多い」と記載されている。経過とともに炎症は鎮静化し、変形は残るが疼痛は軽減する。 | 名称 | 罹患関節 | 性差 | 特徴 | |:---|:---|:---|:---| | ヘバーデン結節 | DIP関節 | 女性に多い(1:10) | 骨棘形成・結節状腫大 | | ブシャール結節 | PIP関節 | ヘバーデン結節の20%に合併 | DIP関節変形に合併しやすい | <p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: ヘバーデン結節とブシャール結節の比較</p>
Key Points
ポイント
  • ヘバーデン結節=DIP関節、ブシャール結節=PIP関節と正確に区別すること。関節リウマチはPIP・MCP関節に好発しDIP関節を侵さないため、DIP関節の変形はヘバーデン結節を考える。ブシャール結節はヘバーデン結節のある20%に合併する。
  • 重要用語: ヘバーデン結節, ブシャール結節, DIP関節, PIP関節, 変形性関節症 を正確に理解しておくこと。
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