1. [誤り]肩関節周囲炎(五十肩)は50代を中心に40〜60歳代に好発する。教科書にも「50代を中心として40代後半から60代前半にかけて発来する」と記載されている。男女差はない。
2. [誤り]夜間痛は肩関節周囲炎の特徴的症状である。就寝中に患側を下にして寝ると痛みで目が覚めることが多い。教科書にも「疼痛は寒冷によって増悪し、また、夜間に強くなる傾向がある」と記載されている。
3. [正解]肩関節周囲炎では関節包は拡大ではなく拘縮(収縮・線維化・硬化)する。関節包の炎症→線維化→拘縮の過程で関節腔は狭小化し、可動域制限をきたす。「関節包の拡大」という記述は誤りであり、これが正答である。
4. [誤り]結帯動作(背中に手を回して帯を結ぶ動作=肩関節の外転と内旋の組み合わせ)は関節包の拘縮による内旋制限により困難となる。結髪動作(髪を結う動作=外転と外旋の組み合わせ)とともに五十肩の代表的な運動制限である。