1. [誤り]変形性膝関節症では椅子からの立ち上がり、歩き始めなど動作開始時に痛みが出現し、動いているうちに軽減する運動開始時痛が特徴的である。病期が進行すると持続痛や夜間痛も出現する。
2. [正解]変形性膝関節症では大腿四頭筋は肥大ではなく萎縮する。疼痛による膝の使用制限と関節機能低下により、大腿四頭筋(特に内側広筋)の筋力低下・萎縮が必発である。大腿四頭筋萎縮は膝関節の不安定性を増悪させ、さらなる症状悪化の悪循環を招く。
3. [誤り]関節水腫(関節液の貯留)がある場合、膝蓋骨を上から圧迫すると大腿骨に接した後に跳ね返る浮遊感(膝蓋跳動、ballottement)を認める。これは関節液貯留の診断に有用な身体所見である。
4. [誤り]変形性膝関節症は内側型が圧倒的に多く(約90%)、内側関節裂隙部(内側半月板部)に圧痛がみられる。内側型ではO脚変形(内反変形)を呈する。外側型は少ないがX脚変形(外反変形)を呈する。