1. [誤り]変形性関節症はX線学的には成人の半数以上に何らかの所見がみられるほどありふれた疾患である。65歳以上では大部分の人に何らかの変形性関節症所見があるとされる。
2. [誤り]変形性関節症は荷重関節、特に膝関節に最も多く好発する。次いで股関節、手指関節(DIP、PIP関節)、脊椎などに多い。
3. [誤り]変形性関節症では椅子から立ち上がるときや歩き始めなど、動作開始時に痛みが生じ、動いているうちに軽減する運動開始時痛(starting pain)が特徴的である。
4. [正解]変形性関節症は関節軟骨の変性・摩耗による非炎症性の退行性疾患であり、関節可動域制限(拘縮)は生じるが、強直(関節が完全に動かなくなり骨性に癒合した状態)を起こすことは通常ない。強直は関節リウマチの末期、強直性脊椎炎、化膿性関節炎後などで生じやすい。