第08章 整形外科疾患 / A. 総論
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Question
問題 613 下腿の区画と筋の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1前区画――――――長指屈筋不正解
  2. 2外側区画―――――後脛骨筋不正解
  3. 3深後区画―――――長腓骨筋不正解
  4. 4浅後区画―――――ヒラメ筋正解!
Explanation
解説
1. [誤り]長指屈筋は深後区画に属する筋であり、前区画ではない。前区画には前脛骨筋・長指伸筋・長母指伸筋があり、足関節の背屈と足趾の伸展を担当する。
2. [誤り]後脛骨筋は深後区画に属する筋であり、外側区画ではない。外側区画には長腓骨筋と短腓骨筋の2筋があり、足関節の外がえし(外反)に作用する。
3. [誤り]長腓骨筋は外側区画に属する筋であり、深後区画ではない。深後区画には後脛骨筋・長指屈筋・長母指屈筋があり、足関節の底屈と内がえし(内反)に作用する。
4. [正解]ヒラメ筋は浅後区画に属する代表的な筋である。浅後区画には腓腹筋とヒラメ筋があり、両者を合わせて下腿三頭筋と呼ぶ。これらはアキレス腱を介して踵骨に停止し、足関節の強力な底屈(つま先立ち)を行う筋である。
Key Points
ポイント
  • 下腿は4つのコンパートメント(筋区画)に分かれ、各区画には特定の筋群が配置される。前区画は背屈筋群、外側区画は外反筋群、浅後区画は底屈筋群、深後区画は底屈・内反筋群である。
  • ヒラメ筋と腓腹筋が形成する下腿三頭筋は、立位保持や歩行・走行時の推進力として極めて重要な役割を果たす。
  • 重要用語: 下腿コンパートメント、浅後区画、ヒラメ筋 を正確に理解しておくこと。
区画主な筋主な作用神経支配
前区画前脛骨筋、長指伸筋、長母指伸筋足関節背屈、足趾伸展深腓骨神経
外側区画長腓骨筋、短腓骨筋足関節外反浅腓骨神経
浅後区画腓腹筋、ヒラメ筋(下腿三頭筋)足関節底屈脛骨神経
深後区画後脛骨筋、長指屈筋、長母指屈筋足関節底屈・内反、足趾屈曲脛骨神経
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