第06章 内分泌疾患 / C. 副腎疾患
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Question
問題 522 不眠がみられにくいのはどれか。
  1. 1褐色細胞腫不正解
  2. 2アジソン病正解!
  3. 3クッシング症候群不正解
  4. 4バセドウ病不正解
Explanation
解説
1. [誤り]褐色細胞腫ではカテコールアミン過剰により交感神経が持続的に刺激されるため、不眠・動悸・不安感がみられる。 夜間の発作的な症状増悪により睡眠が障害されることも多い。
2. [正解]アジソン病(慢性副腎皮質機能低下症)ではコルチゾール低下により全身の活動性が低下する。 不眠ではなく、むしろ倦怠感・易疲労感・傾眠傾向がみられ、活動量の低下が特徴的である。 コルチゾールは覚醒を促進するホルモンであるため、その低下により眠気が優位となる。
3. [誤り]クッシング症候群ではコルチゾール過剰により精神症状(不安・抑うつ・易刺激性)がみられ、不眠を伴うことが多い。 コルチゾールの日内変動が消失し、夜間のコルチゾール高値が睡眠を障害する。
4. [誤り]バセドウ病では甲状腺ホルモン過剰により全身の代謝が亢進し、交感神経が刺激される。 不眠・動悸・振戦・体重減少が主要症状であり、不眠はよくみられる。
Key Points
ポイント
  • 不眠をきたす疾患は交感神経刺激(褐色細胞腫)・コルチゾール過剰(クッシング症候群)・甲状腺ホルモン過剰(バセドウ病)など、いずれもホルモン過剰・代謝亢進状態である。アジソン病はホルモン低下により活動性が低下し、不眠ではなく傾眠・倦怠が特徴。
  • 重要用語: アジソン病, 倦怠感, 傾眠傾向, コルチゾール低下 を正確に理解しておくこと。
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