1. [誤り]褐色細胞腫ではカテコールアミン過剰により交感神経が持続的に刺激されるため、不眠・動悸・不安感がみられる。
夜間の発作的な症状増悪により睡眠が障害されることも多い。
2. [正解]アジソン病(慢性副腎皮質機能低下症)ではコルチゾール低下により全身の活動性が低下する。
不眠ではなく、むしろ倦怠感・易疲労感・傾眠傾向がみられ、活動量の低下が特徴的である。
コルチゾールは覚醒を促進するホルモンであるため、その低下により眠気が優位となる。
3. [誤り]クッシング症候群ではコルチゾール過剰により精神症状(不安・抑うつ・易刺激性)がみられ、不眠を伴うことが多い。
コルチゾールの日内変動が消失し、夜間のコルチゾール高値が睡眠を障害する。
4. [誤り]バセドウ病では甲状腺ホルモン過剰により全身の代謝が亢進し、交感神経が刺激される。
不眠・動悸・振戦・体重減少が主要症状であり、不眠はよくみられる。