第06章 内分泌疾患 / C. 副腎疾患
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Question
問題 516 骨粗鬆症の原因でないのはどれか。
  1. 1クッシング症候群不正解
  2. 2コルチコステロイドの投与不正解
  3. 3ビタミンA欠乏正解!
  4. 4閉経不正解
Explanation
解説
1. [誤り]クッシング症候群ではコルチゾール過剰により骨芽細胞の機能が抑制され、破骨細胞による骨吸収が促進される。 続発性骨粗鬆症の重要な原因であり、「原因でない」は誤り。
2. [誤り]コルチコステロイド(副腎皮質ステロイド薬)の長期投与はステロイド性骨粗鬆症の原因となる。 薬剤性骨粗鬆症の中で最も頻度が高く、「原因でない」は誤り。
3. [正解]ビタミンA欠乏は夜盲症や皮膚乾燥症の原因となるが、骨粗鬆症の直接的な原因ではない。 骨代謝に関与するビタミンはビタミンDであり、ビタミンD欠乏は骨軟化症・くる病の原因となる。 ビタミンAとビタミンDを混同しないよう注意が必要である。
4. [誤り]閉経によりエストロゲン分泌が急激に低下すると、破骨細胞の活性が亢進して骨吸収が促進される。 閉経後骨粗鬆症は原発性骨粗鬆症の中で最も頻度が高い。「原因でない」は誤り。 | 骨粗鬆症の原因 | 機序 | |:---|:---| | 閉経(エストロゲン低下) | 破骨細胞活性亢進 | | クッシング症候群 | コルチゾール過剰による骨形成抑制 | | ステロイド薬長期投与 | 骨芽細胞機能抑制 | | 甲状腺機能亢進症 | 骨代謝回転亢進 | <p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 骨粗鬆症の主な原因と機序</p>
Key Points
ポイント
  • 骨粗鬆症の原因として閉経・ステロイド投与・クッシング症候群・甲状腺機能亢進症・不動(廃用性)が重要。ビタミンA欠乏は骨粗鬆症の原因ではなく、骨に関連するビタミンはビタミンD(欠乏で骨軟化症)である。
  • 重要用語: 骨粗鬆症, ビタミンA欠乏, エストロゲン低下, ステロイド性骨粗鬆症 を正確に理解しておくこと。
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