1. [誤り]クッシング症候群ではコルチゾール過剰により骨芽細胞の機能が抑制され、破骨細胞による骨吸収が促進される。
続発性骨粗鬆症の重要な原因であり、「原因でない」は誤り。
2. [誤り]コルチコステロイド(副腎皮質ステロイド薬)の長期投与はステロイド性骨粗鬆症の原因となる。
薬剤性骨粗鬆症の中で最も頻度が高く、「原因でない」は誤り。
3. [正解]ビタミンA欠乏は夜盲症や皮膚乾燥症の原因となるが、骨粗鬆症の直接的な原因ではない。
骨代謝に関与するビタミンはビタミンDであり、ビタミンD欠乏は骨軟化症・くる病の原因となる。
ビタミンAとビタミンDを混同しないよう注意が必要である。
4. [誤り]閉経によりエストロゲン分泌が急激に低下すると、破骨細胞の活性が亢進して骨吸収が促進される。
閉経後骨粗鬆症は原発性骨粗鬆症の中で最も頻度が高い。「原因でない」は誤り。
| 骨粗鬆症の原因 | 機序 |
|:---|:---|
| 閉経(エストロゲン低下) | 破骨細胞活性亢進 |
| クッシング症候群 | コルチゾール過剰による骨形成抑制 |
| ステロイド薬長期投与 | 骨芽細胞機能抑制 |
| 甲状腺機能亢進症 | 骨代謝回転亢進 |
<p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 骨粗鬆症の主な原因と機序</p>