第06章 内分泌疾患 / C. 副腎疾患
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Question
問題 515 二次性高血圧の原因となる疾患はどれか。
  1. 1褐色細胞腫正解!
  2. 2バージャー病不正解
  3. 3ラムゼイハント症候群不正解
  4. 4上大静脈症候群不正解
Explanation
解説
1. [正解]褐色細胞腫は副腎髄質のカテコールアミン産生腫瘍であり、アドレナリン・ノルアドレナリンの過剰分泌により著明な高血圧(発作性または持続性)をきたす。 二次性高血圧の代表的な内分泌性原因であり、原発性アルドステロン症・クッシング症候群とともに内分泌性高血圧の三大疾患に数えられる。 外科的腫瘍摘出により高血圧は治癒しうる。
2. [誤り]バージャー病(閉塞性血栓血管炎)は主に若年男性の喫煙者にみられる末梢動脈の閉塞性疾患である。 四肢末梢の虚血症状(間欠性跛行・レイノー現象)が主体であり、高血圧の原因とはならない。
3. [誤り]ラムゼイハント症候群は水痘帯状疱疹ウイルスの再活性化により顔面神経麻痺・耳介帯状疱疹・内耳障害をきたす疾患である。 高血圧の原因ではない。
4. [誤り]上大静脈症候群は肺癌や縦隔腫瘍などにより上大静脈が圧迫・閉塞され、顔面・頸部・上肢の浮腫やうっ血をきたす疾患である。 静脈還流障害であり、動脈性高血圧の原因ではない。
Key Points
ポイント
  • 二次性高血圧の原因疾患は内分泌性(褐色細胞腫・原発性アルドステロン症・クッシング症候群)と腎血管性(腎動脈狭窄症)に大別される。若年者や治療抵抗性の高血圧では二次性を疑い精査することが重要。
  • 重要用語: 二次性高血圧, 褐色細胞腫, 原発性アルドステロン症 を正確に理解しておくこと。
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