第06章 内分泌疾患 / C. 副腎疾患
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Question
問題 514 「45歳の男性。、高血圧、頻拍発作の精査で受診。血中ナトリウム、カリウム値は正常範囲内であったが、腹部CTにて右副腎部に腫瘍病変を認めた。」本疾患の診断に最も有用な測定項目はどれか。
  1. 1尿中アルブミン不正解
  2. 2尿中アミラーゼ不正解
  3. 3血中カテコールアミン正解!
  4. 4血中CK不正解
Explanation
解説
1. [誤り]尿中アルブミンは糖尿病性腎症などの早期腎障害を検出するマーカーである。 褐色細胞腫の診断には全く用いない。
2. [誤り]尿中アミラーゼは急性膵炎などの膵疾患のマーカーである。 褐色細胞腫の診断には関連しない。
3. [正解]高血圧・頻拍発作・副腎腫瘍から褐色細胞腫が疑われる。褐色細胞腫はカテコールアミン(アドレナリン・ノルアドレナリン)産生腫瘍であるため、血中カテコールアミンの測定が診断に最も有用である。 血中・尿中カテコールアミンに加え、その代謝産物であるVMA(バニリルマンデル酸)やメタネフリンの測定も診断に用いられる。 特に24時間蓄尿によるカテコールアミン・メタネフリン測定はスクリーニングとして広く行われる。
4. [誤り]血中CK(クレアチンキナーゼ)は横紋筋融解症や心筋梗塞など筋疾患のマーカーである。 褐色細胞腫の診断には用いない。
Key Points
ポイント
  • 褐色細胞腫の診断には血中・尿中カテコールアミンおよびその代謝産物(VMA・メタネフリン)の測定が最も有用。画像診断にはCT・MRIに加え、MIBGシンチグラフィが機能的診断に用いられる。
  • 重要用語: 褐色細胞腫, 血中カテコールアミン, VMA, メタネフリン を正確に理解しておくこと。
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