第06章 内分泌疾患 / C. 副腎疾患
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Question
問題 513 「45歳の男性。、高血圧、頻拍発作の精査で受診。血中ナトリウム、カリウム値は正常範囲内であったが、腹部CTにて右副腎部に腫瘍病変を認めた。」本患者によくみられる所見はどれか。
  1. 1頭 痛正解!
  2. 2発汗量減少不正解
  3. 3低血糖不正解
  4. 4貧 血不正解
Explanation
解説
1. [正解]高血圧・頻拍発作・副腎腫瘍から褐色細胞腫が最も考えられる。 褐色細胞腫ではカテコールアミン過剰による著明な血圧上昇に伴い、激しい頭痛が高頻度でみられる。 頭痛・動悸・発汗は褐色細胞腫の3大主訴(3H: Headache, Heart palpitation, Hyperhidrosis)として知られる。
2. [誤り]褐色細胞腫ではカテコールアミンの交感神経刺激作用により発汗量は著明に増加する。 発汗量減少ではなく発汗過多が正しい所見である。
3. [誤り]カテコールアミンは肝臓でのグリコーゲン分解と糖新生を促進するため、高血糖をきたす。 低血糖ではなく高血糖が正しい所見である。
4. [誤り]褐色細胞腫ではカテコールアミンの血管収縮作用により循環血液量が減少し、むしろ赤血球増多(多血症傾向)がみられることがある。 貧血は褐色細胞腫の特徴的所見ではない。
Key Points
ポイント
  • 高血圧+頻拍発作+副腎腫瘍は褐色細胞腫を強く示唆する。Na・K正常である点は原発性アルドステロン症(低K)との鑑別に有用。褐色細胞腫の3大主訴(頭痛・動悸・発汗過多)を確実に覚えること。
  • 重要用語: 褐色細胞腫, 頭痛, 発汗過多, カテコールアミン を正確に理解しておくこと。
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