1. [正解]高血圧・頻拍発作・副腎腫瘍から褐色細胞腫が最も考えられる。
褐色細胞腫ではカテコールアミン過剰による著明な血圧上昇に伴い、激しい頭痛が高頻度でみられる。
頭痛・動悸・発汗は褐色細胞腫の3大主訴(3H: Headache, Heart palpitation, Hyperhidrosis)として知られる。
2. [誤り]褐色細胞腫ではカテコールアミンの交感神経刺激作用により発汗量は著明に増加する。
発汗量減少ではなく発汗過多が正しい所見である。
3. [誤り]カテコールアミンは肝臓でのグリコーゲン分解と糖新生を促進するため、高血糖をきたす。
低血糖ではなく高血糖が正しい所見である。
4. [誤り]褐色細胞腫ではカテコールアミンの血管収縮作用により循環血液量が減少し、むしろ赤血球増多(多血症傾向)がみられることがある。
貧血は褐色細胞腫の特徴的所見ではない。