第06章 内分泌疾患 / C. 副腎疾患
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Question
問題 509 原発性アルドステロン症でみられるのはどれか。
  1. 1高マグネシウム血症不正解
  2. 2低ナトリウム血症不正解
  3. 3アシドーシス不正解
  4. 4血漿レニン活性低値正解!
Explanation
解説
1. [誤り]原発性アルドステロン症で問題となる電解質異常はカリウムの排泄亢進による低カリウム血症である。 高マグネシウム血症は本症の特徴的所見ではない。
2. [誤り]アルドステロン過剰により腎遠位尿細管でのNa再吸収が亢進するため、高ナトリウム血症傾向となる。 低ナトリウム血症ではなく高ナトリウム血症が正しい所見である。
3. [誤り]アルドステロン過剰によりH⁺排泄が亢進し、また低カリウム血症も加わって代謝性アルカローシスをきたす。 アシドーシスではなくアルカローシスが正しい所見である。
4. [正解]原発性アルドステロン症ではアルドステロンが自律的に過剰分泌されるため、Na・水貯留により循環血液量が増加する。 その結果、傍糸球体装置からのレニン分泌がネガティブフィードバックにより抑制され、血漿レニン活性は低値となる。 これが二次性アルドステロン症(レニン高値)との最も重要な鑑別点である。
Key Points
ポイント
  • 原発性アルドステロン症の検査所見は「高アルドステロン・低レニン・低K・代謝性アルカローシス」。レニン活性低値は原発性を示す重要な指標であり、二次性(腎血管性高血圧など)ではレニン活性は高値となる点を区別すること。
  • 重要用語: 原発性アルドステロン症, 血漿レニン活性低値, 低カリウム血症 を正確に理解しておくこと。
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