第06章 内分泌疾患 / C. 副腎疾患
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Question
問題 507 「55歳の女性。夕食にてんぷらを摂取後、悪心、恒吐、右季肋部痛が出現し、救急外来を受診した。血液検査データで白血球数19,500/μl、CRP高値、赤沈亢進を認めた。」本患者でまず行う検査はどれか。
  1. 1腹部超音波検査正解!
  2. 2消化管内視銭検査不正解
  3. 3血管造影検査不正解
  4. 4PET( ポジトロンCT) 検査不正解
Explanation
解説
1. [正解]脂肪食後の右季肋部痛・炎症反応高値から急性胆嚢炎が疑われる場合、まず腹部超音波検査を行う。 超音波検査は非侵襲的かつ簡便で、胆嚢の腫大・胆石の有無・胆嚢壁肥厚・胆嚢周囲液貯留(sonographic Murphy sign)などを迅速に評価できる。 急性腹症のスクリーニングにおけるファーストチョイスの画像検査である。
2. [誤り]消化管内視鏡検査は食道・胃・十二指腸の粘膜病変を評価する検査である。 胆嚢炎の診断には適さず、初期検査としては不適切である。
3. [誤り]血管造影検査は動脈瘤や血管狭窄など血管病変の評価に用いる侵襲的検査である。 急性胆嚢炎の初期検査としては用いない。
4. [誤り]PET検査は悪性腫瘍の転移検索や活動性評価に用いる検査である。 高額かつ検査に時間を要するため、急性胆嚢炎の初期評価には全く不適切である。
Key Points
ポイント
  • 急性腹症(特に胆道系疾患)の初期画像検査は腹部超音波がファーストチョイス。非侵襲的・迅速・ベッドサイドで施行可能という利点がある。内視鏡・血管造影・PETはいずれも胆嚢炎の初期検査として不適切。
  • 重要用語: 腹部超音波検査, 急性胆嚢炎, ファーストチョイス を正確に理解しておくこと。
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