1. [正解]脂肪食後の右季肋部痛・炎症反応高値から急性胆嚢炎が疑われる場合、まず腹部超音波検査を行う。
超音波検査は非侵襲的かつ簡便で、胆嚢の腫大・胆石の有無・胆嚢壁肥厚・胆嚢周囲液貯留(sonographic Murphy sign)などを迅速に評価できる。
急性腹症のスクリーニングにおけるファーストチョイスの画像検査である。
2. [誤り]消化管内視鏡検査は食道・胃・十二指腸の粘膜病変を評価する検査である。
胆嚢炎の診断には適さず、初期検査としては不適切である。
3. [誤り]血管造影検査は動脈瘤や血管狭窄など血管病変の評価に用いる侵襲的検査である。
急性胆嚢炎の初期検査としては用いない。
4. [誤り]PET検査は悪性腫瘍の転移検索や活動性評価に用いる検査である。
高額かつ検査に時間を要するため、急性胆嚢炎の初期評価には全く不適切である。