第06章 内分泌疾患 / C. 副腎疾患
1 / 3
Question
問題 503 褐色細胞腫でみられないのはどれか。
  1. 1高血圧不正解
  2. 2動悸不正解
  3. 3体重減少不正解
  4. 4発汗減少正解!
Explanation
解説
1. [誤り]褐色細胞腫ではカテコールアミン過剰により血管収縮・心拍出量増加が生じ、著明な高血圧(発作性または持続性)がみられる。 高血圧は褐色細胞腫の最も重要な症状であり、「みられない」は誤り。
2. [誤り]カテコールアミンのβ1受容体刺激作用により心拍数が増加し、動悸・頻脈が生じる。 褐色細胞腫の代表的症状であり、「みられない」は誤り。
3. [誤り]カテコールアミンは基礎代謝を亢進させ、脂肪分解を促進するため体重減少がみられる。 褐色細胞腫でみられる症状であり、「みられない」は誤り。
4. [正解]褐色細胞腫ではカテコールアミンの交感神経刺激作用により発汗は亢進する。 発汗減少ではなく発汗過多が正しい所見である。 褐色細胞腫の典型的5大症状は「高血圧・頭痛・動悸・発汗過多・代謝亢進」である。
Key Points
ポイント
  • 褐色細胞腫の症状はカテコールアミンの交感神経刺激作用から論理的に導ける。5H(Hypertension, Headache, Heart palpitation, Hypermetabolism, Hyperglycemia)に加え発汗過多(Hyperhidrosis)を覚えておくと有用。発汗は亢進であり減少ではない点に注意。
  • 重要用語: 褐色細胞腫, カテコールアミン, 発汗過多, 交感神経刺激 を正確に理解しておくこと。
◀ 前の問題 ☰ 目次 次の問題 ▶