第06章 内分泌疾患 / C. 副腎疾患
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Question
問題 502 疾患とホルモンの組合せで正しいのはどれか。
  1. 1バセドウ病 ― バゾプレッシン不正解
  2. 2アジソン病 ― コルチゾール正解!
  3. 3クッシング症候群 ― ノルアドレナリン不正解
  4. 4褐色細胞腫 ― アルドステロン不正解
Explanation
解説
1. [誤り]バセドウ病は甲状腺刺激抗体(TSAb)により甲状腺ホルモン(T3・T4)が過剰分泌される自己免疫疾患である。 バゾプレッシン(ADH)は下垂体後葉から分泌される抗利尿ホルモンであり、バセドウ病とは無関係である。
2. [正解]アジソン病は慢性副腎皮質機能低下症であり、コルチゾール(糖質コルチコイド)の分泌低下が根本的な病態である。 アルドステロンや副腎アンドロゲンの低下も伴い、低血圧・低血糖・色素沈着・易疲労感などの症状をきたす。 疾患と関連ホルモンの組合せとして正しい。
3. [誤り]クッシング症候群はコルチゾール過剰による疾患であり、ノルアドレナリンとは関連しない。 ノルアドレナリンが関連するのは褐色細胞腫である。選択肢3と4でホルモンが入れ替わっている。
4. [誤り]褐色細胞腫は副腎髄質のカテコールアミン(アドレナリン・ノルアドレナリン)産生腫瘍である。 アルドステロンは副腎皮質球状層から分泌されるホルモンであり、褐色細胞腫とは関連しない。 | 疾患 | 関連ホルモン | 病態 | |:---|:---|:---| | バセドウ病 | 甲状腺ホルモン(T3・T4) | 過剰分泌 | | アジソン病 | コルチゾール | 分泌低下 | | クッシング症候群 | コルチゾール | 過剰分泌 | | 褐色細胞腫 | カテコールアミン | 過剰分泌 | <p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 内分泌疾患と関連ホルモンの対応</p>
Key Points
ポイント
  • 内分泌疾患と関連ホルモンの正確な対応は基本中の基本。特にクッシング症候群と褐色細胞腫はともに副腎疾患だが、前者は皮質(コルチゾール)、後者は髄質(カテコールアミン)と産生部位が異なる。
  • 重要用語: アジソン病, コルチゾール, 副腎皮質機能低下症 を正確に理解しておくこと。
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