1. [誤り]バセドウ病は甲状腺刺激抗体(TSAb)により甲状腺ホルモン(T3・T4)が過剰分泌される自己免疫疾患である。
バゾプレッシン(ADH)は下垂体後葉から分泌される抗利尿ホルモンであり、バセドウ病とは無関係である。
2. [正解]アジソン病は慢性副腎皮質機能低下症であり、コルチゾール(糖質コルチコイド)の分泌低下が根本的な病態である。
アルドステロンや副腎アンドロゲンの低下も伴い、低血圧・低血糖・色素沈着・易疲労感などの症状をきたす。
疾患と関連ホルモンの組合せとして正しい。
3. [誤り]クッシング症候群はコルチゾール過剰による疾患であり、ノルアドレナリンとは関連しない。
ノルアドレナリンが関連するのは褐色細胞腫である。選択肢3と4でホルモンが入れ替わっている。
4. [誤り]褐色細胞腫は副腎髄質のカテコールアミン(アドレナリン・ノルアドレナリン)産生腫瘍である。
アルドステロンは副腎皮質球状層から分泌されるホルモンであり、褐色細胞腫とは関連しない。
| 疾患 | 関連ホルモン | 病態 |
|:---|:---|:---|
| バセドウ病 | 甲状腺ホルモン(T3・T4) | 過剰分泌 |
| アジソン病 | コルチゾール | 分泌低下 |
| クッシング症候群 | コルチゾール | 過剰分泌 |
| 褐色細胞腫 | カテコールアミン | 過剰分泌 |
<p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 内分泌疾患と関連ホルモンの対応</p>