第06章 内分泌疾患 / C. 副腎疾患
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Question
問題 491 アジソン病で血中濃度が高くなるのはどれか。
  1. 1カルシウム不正解
  2. 2ナトリウム不正解
  3. 3カリウム正解!
  4. 4リ ン不正解
Explanation
解説
1. [誤り]アジソン病ではカルシウム濃度の顕著な上昇は特徴的ではない。 高カルシウム血症をきたす疾患としては副甲状腺機能亢進症が代表的である。
2. [誤り]アジソン病ではアルドステロンの分泌低下により腎尿細管でのNa再吸収が減少する。 その結果、Naは尿中に過剰に排泄され、血清ナトリウム濃度は低下(低Na血症)する。
3. [正解]アジソン病では副腎皮質機能低下によりアルドステロンの分泌が低下する。 アルドステロンは腎遠位尿細管・集合管でNa再吸収を促進し、同時にK排泄を促進するホルモンである。 アルドステロン低下によりK排泄が減少するため、血清カリウム濃度が上昇(高K血症)する。
4. [誤り]リン濃度の上昇はアジソン病の主要な電解質異常ではない。 高リン血症をきたす疾患としては慢性腎不全が代表的である。 | 電解質 | アジソン病での変動 | 原発性アルドステロン症での変動 | |:---|:---|:---| | Na | 低下 | 上昇 | | K | 上昇 | 低下 | | 血圧 | 低血圧 | 高血圧 | <p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: アジソン病と原発性アルドステロン症の電解質変動比較</p>
Key Points
ポイント
  • アジソン病ではアルドステロン低下により低Na・高Kとなる。原発性アルドステロン症とは正反対の電解質パターンを示す。高K血症は致死性不整脈のリスクがあり、アジソン病の重要な合併症である。
  • 重要用語: アジソン病, 高カリウム血症, 低ナトリウム血症, アルドステロン低下 を正確に理解しておくこと。
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