第06章 内分泌疾患 / C. 副腎疾患
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Question
問題 489 高脂血症をきたすのはどれか。
  1. 1甲状腺機能亢進症不正解
  2. 2ネフローゼ症候群正解!
  3. 3アジソン病不正解
  4. 4肝硬変不正解
Explanation
解説
1. [誤り]甲状腺機能亢進症では代謝が亢進し、コレステロールの消費・分解が促進される。 そのため血清総コレステロールはむしろ低下傾向となり、高脂血症にはならない。
2. [正解]ネフローゼ症候群では大量の蛋白尿により低アルブミン血症をきたす。 これに対する代償反応として肝臓でのリポ蛋白(VLDL・LDL)合成が亢進し、高脂血症(脂質異常症)が生じる。 高LDLコレステロール血症・高トリグリセリド血症が特徴的である。
3. [誤り]アジソン病は副腎皮質機能低下症であり、高脂血症の主要な原因とはならない。 食欲不振・体重減少が主症状であり、脂質代謝への直接的影響は少ない。
4. [誤り]肝硬変では肝臓の蛋白・脂質合成能が低下するため、コレステロールはむしろ低下する。 肝硬変では低コレステロール血症が特徴的であり、高脂血症にはならない。
Key Points
ポイント
  • 高脂血症(脂質異常症)の原因としてネフローゼ症候群・甲状腺機能低下症・糖尿病・クッシング症候群が重要。甲状腺機能亢進症ではコレステロール低下、肝硬変でもコレステロール低下となる点に注意。
  • 重要用語: ネフローゼ症候群, 高脂血症, 低アルブミン血症 を正確に理解しておくこと。
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