第06章 内分泌疾患 / C. 副腎疾患
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Question
問題 488 肝硬変の症状でないのはどれか。
  1. 1皮膚線条正解!
  2. 2手掌紅斑不正解
  3. 3メズサの頭不正解
  4. 4クモ状血管腫不正解
Explanation
解説
1. [正解]皮膚線条(赤色皮膚線条)はクッシング症候群の特徴的な症状であり、肝硬変の症状ではない。 コルチゾール過剰による蛋白質異化作用で皮膚が菲薄化し、腹部・大腿・臀部に赤紫色の線条が出現する。 妊娠線も皮膚線条の一種であるが、クッシング症候群では赤紫色を呈する点が特徴的。
2. [誤り]手掌紅斑は肝硬変の特徴的な皮膚所見である。 肝機能低下によるエストロゲンの不活化障害で末梢血管が拡張し、手掌の母指球・小指球部が発赤する。
3. [誤り]メズサの頭(メデューサの頭)は肝硬変における門脈圧亢進の所見である。 門脈圧亢進により臍周囲の側副血行路(臍静脈を介した腹壁静脈)が怒張し、放射状に広がる。
4. [誤り]クモ状血管腫は肝硬変の特徴的な皮膚所見である。 エストロゲンの不活化障害により前胸部・顔面・上肢に小動脈が拡張し、クモの足のように見える血管拡張が生じる。
Key Points
ポイント
  • 皮膚線条はクッシング症候群の特徴的症状であり、肝硬変ではみられない。肝硬変の皮膚所見は手掌紅斑・クモ状血管腫(エストロゲン不活化障害)、メズサの頭(門脈圧亢進)が重要。クッシング症候群と肝硬変の所見を混同しないこと。
  • 重要用語: 皮膚線条, クッシング症候群, 手掌紅斑, クモ状血管腫, メズサの頭 を正確に理解しておくこと。
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