第06章 内分泌疾患 / C. 副腎疾患
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Question
問題 484 四肢麻痺をきたす疾患はどれか。
  1. 1褐色細胞腫不正解
  2. 2尿崩症不正解
  3. 3アジソン病不正解
  4. 4原発性アルドステロン症正解!
Explanation
解説
1. [誤り]褐色細胞腫はカテコールアミン過剰分泌による発作性高血圧・頻脈・頭痛・発汗が主症状である。 四肢麻痺は通常みられない。
2. [誤り]尿崩症はADH(抗利尿ホルモン)の分泌低下による多尿・口渇・多飲が主症状である。 電解質異常としては高Na血症がみられるが、四肢麻痺は起こしにくい。
3. [誤り]アジソン病は副腎皮質機能低下症であり、易疲労感・低血圧・色素沈着が主症状である。 高K血症を呈するが、四肢麻痺よりも全身倦怠感・筋力低下が主体である。
4. [正解]原発性アルドステロン症ではアルドステロンの過剰分泌により腎遠位尿細管でのK排泄が亢進し、低カリウム血症をきたす。 低カリウム血症では筋の興奮性が低下するため、四肢の筋力低下・麻痺が生じる。 重症例では周期性四肢麻痺を呈することがあり、原発性アルドステロン症の重要な症状である。
Key Points
ポイント
  • 原発性アルドステロン症では低カリウム血症による四肢麻痺が特徴的。褐色細胞腫は高血圧発作、尿崩症は多尿・口渇、アジソン病は易疲労感・低血圧・色素沈着が主症状。低K血症をきたす疾患として原発性アルドステロン症は重要。
  • 重要用語: 原発性アルドステロン症, 低カリウム血症, 四肢麻痺 を正確に理解しておくこと。
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