第06章 内分泌疾患 / C. 副腎疾患
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Question
問題 482 肥満をきたす内分泌疾患はどれか。
  1. 1バセドウ病不正解
  2. 2クッシング症候群正解!
  3. 3アジソン病不正解
  4. 4シーハン症候群不正解
Explanation
解説
1. [誤り]バセドウ病は甲状腺機能亢進症であり、代謝亢進によりエネルギー消費が増大する。 食欲が亢進するにもかかわらず体重は減少し、肥満ではなく痩せを呈する。
2. [正解]クッシング症候群は副腎皮質からのコルチゾール過剰分泌による疾患である。 コルチゾール過剰により脂肪の再分布が起こり、体幹部に脂肪が沈着する中心性肥満を呈する。 満月様顔貌(ムーンフェイス)、水牛様脂肪沈着(バッファローハンプ)が特徴的であり、四肢はむしろやせる。
3. [誤り]アジソン病は副腎皮質機能低下症であり、コルチゾール不足により代謝低下・食欲不振をきたす。 体重減少を呈し、肥満はみられない。
4. [誤り]シーハン症候群は分娩時大量出血による下垂体前葉壊死で下垂体機能低下症を呈する。 各種ホルモンの低下により体重減少を呈し、肥満はみられない。
Key Points
ポイント
  • 内分泌疾患で肥満をきたすのはクッシング症候群(中心性肥満)と甲状腺機能低下症(全身性肥満)が代表的。バセドウ病・アジソン病・シーハン症候群はいずれも体重減少を呈する。クッシング症候群の中心性肥満(体幹肥満+四肢やせ)は特徴的。
  • 重要用語: クッシング症候群, 中心性肥満, 満月様顔貌, 水牛様脂肪沈着 を正確に理解しておくこと。
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