第06章 内分泌疾患 / C. 副腎疾患
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Question
問題 481 脊髄損傷の合併症とその処置との組合せで誤っているのはどれか。
  1. 1呼吸麻痺 ― 酸素マスク正解!
  2. 2過高熱 ― 副腎皮質ステロイド薬不正解
  3. 3褥瘡 ― 体位変換不正解
  4. 4尿閉 ― 導尿不正解
Explanation
解説
1. [正解]頸髄損傷による呼吸麻痺に対しては、酸素マスクのみでは不十分である。 呼吸筋(横隔膜:C3-5支配、肋間筋:胸髄支配)の麻痺により自発呼吸が困難となるため、人工呼吸器による陽圧換気が必要である。 酸素マスクは自発呼吸がある患者への酸素補充であり、呼吸麻痺には対応できない。
2. [誤り]脊髄損傷後の過高熱(うつ熱)に対しては副腎皮質ステロイド薬が投与されることがある。 脊髄損傷では体温調節機能が障害されるため、過高熱を生じやすい。この組合せは正しい。
3. [誤り]褥瘡予防には2時間ごとの体位変換が基本的な処置である。 脊髄損傷患者は感覚障害・運動障害により長時間同一体位をとるため、褥瘡のリスクが高い。この組合せは正しい。
4. [誤り]脊髄損傷による排尿障害(神経因性膀胱・尿閉)に対しては、導尿(間欠的自己導尿またはカテーテル留置)が行われる。 この組合せは正しい。
Key Points
ポイント
  • 脊髄損傷による呼吸麻痺には人工呼吸器が必要であり、酸素マスクのみでは対応不十分。呼吸麻痺・過高熱・褥瘡・尿閉は脊髄損傷の重要な合併症であり、それぞれの適切な処置を理解しておくこと。
  • 重要用語: 脊髄損傷, 呼吸麻痺, 人工呼吸器, 褥瘡, 体位変換 を正確に理解しておくこと。
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