第06章 内分泌疾患 / C. 副腎疾患
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Question
問題 478 二次性高血圧の原因とならない疾患はどれか。
  1. 1褐色細胞腫不正解
  2. 2アルドステロン症不正解
  3. 3アジソン病正解!
  4. 4バセドウ病不正解
Explanation
解説
1. [誤り]褐色細胞腫は副腎髄質からカテコールアミン(アドレナリン・ノルアドレナリン)を過剰に分泌する腫瘍である。 カテコールアミンの交感神経刺激作用により血管収縮・心拍出量増加が生じ、発作性または持続性の高血圧を来す。二次性高血圧の原因となる。
2. [誤り]原発性アルドステロン症ではアルドステロンが過剰に分泌され、腎尿細管でのNa再吸収が亢進する。 その結果、循環血液量が増加し高血圧を来す。二次性高血圧の原因となる。
3. [正解]アジソン病は副腎皮質機能低下症であり、コルチゾール・アルドステロンの分泌が低下する。 アルドステロン低下によりNa排泄が増加し循環血液量が減少するため、むしろ低血圧を呈する。 したがって、アジソン病は二次性高血圧の原因とはならず、低血圧の原因疾患である。
4. [誤り]バセドウ病(甲状腺機能亢進症)では甲状腺ホルモン過剰により心拍出量が増大する。 そのため収縮期血圧が上昇し、二次性高血圧の原因となる。 | 疾患 | 血圧への影響 | 機序 | |:---|:---|:---| | 褐色細胞腫 | 高血圧 | カテコールアミン過剰→血管収縮 | | 原発性アルドステロン症 | 高血圧 | Na・水再吸収亢進→循環血液量増加 | | バセドウ病 | 収縮期高血圧 | 心拍出量増大 | | アジソン病 | 低血圧 | アルドステロン低下→Na喪失 | <p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 内分泌疾患と血圧変動</p>
Key Points
ポイント
  • 二次性高血圧の原因となる内分泌疾患として褐色細胞腫・原発性アルドステロン症・クッシング症候群・バセドウ病が重要。アジソン病はアルドステロン・コルチゾール低下により低血圧を呈し、高血圧の原因とはならない。
  • 重要用語: 二次性高血圧, 褐色細胞腫, 原発性アルドステロン症, アジソン病 を正確に理解しておくこと。
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