第06章 内分泌疾患 / B. 甲状腺疾患
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Question
問題 474 肝硬変の所見はどれか。
  1. 1眼球突出不正解
  2. 2静止時振戦不正解
  3. 3中心性肥満不正解
  4. 4女性化乳房正解!
Explanation
解説
1. [誤り]眼球突出はバセドウ病(甲状腺機能亢進症)の特徴的所見である。 メルゼブルクの三主徴の一つであり、肝硬変とは無関係である。
2. [誤り]静止時振戦はパーキンソン病の特徴的所見(安静時の手指の丸薬丸め運動など)である。 肝硬変に伴う肝性脳症では羽ばたき振戦(flapping tremor)がみられるが、静止時振戦とは異なる。
3. [誤り]中心性肥満(体幹部肥満、四肢はやせ)はクッシング症候群の特徴的所見である。 コルチゾール過剰による脂肪の再分布が原因であり、肝硬変ではむしろ筋萎縮・るいそうがみられる。
4. [正解]肝硬変では肝機能低下によりエストロゲンの不活化(代謝・分解)が障害される。 その結果、男性ではエストロゲンの相対的増加により女性化乳房がみられる。 同様の機序で手掌紅斑・クモ状血管腫も生じ、これらは肝硬変の重要な身体所見である。
Key Points
ポイント
  • 肝硬変ではエストロゲン不活化障害により女性化乳房・手掌紅斑・クモ状血管腫がみられる。眼球突出はバセドウ病、静止時振戦はパーキンソン病、中心性肥満はクッシング症候群の所見であり、各疾患の特徴的所見を整理しておくこと。
  • 重要用語: 肝硬変, 女性化乳房, エストロゲン不活化障害 を正確に理解しておくこと。
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