第06章 内分泌疾患 / B. 甲状腺疾患
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Question
問題 475 甲状腺機能低下症の症状で正しいのはどれか。
  1. 1頻脈不正解
  2. 2手指振戦不正解
  3. 3体重増加正解!
  4. 4発汗過多不正解
Explanation
解説
1. [誤り]頻脈は甲状腺機能亢進症(バセドウ病)の症状である。 甲状腺機能低下症では代謝低下に伴い心拍数が減少し、徐脈となる。
2. [誤り]手指振戦は甲状腺機能亢進症の症状であり、甲状腺ホルモン過剰により交感神経活動が亢進して生じる。 甲状腺機能低下症ではみられない。
3. [正解]甲状腺機能低下症では甲状腺ホルモンの不足により基礎代謝が低下し、エネルギー消費が減少する。 食欲は減退しているにもかかわらず体重が増加する。 体重増加のほか、寒がり・便秘・浮腫(粘液水腫)・徐脈・皮膚乾燥・倦怠感が特徴的症状である。
4. [誤り]発汗過多は甲状腺機能亢進症の症状であり、基礎代謝亢進により産熱量が増加して発汗が増える。 甲状腺機能低下症では発汗減少・皮膚乾燥がみられる。
Key Points
ポイント
  • 甲状腺機能低下症では代謝低下により体重増加がみられる。頻脈・手指振戦・発汗過多はいずれも甲状腺機能亢進症の症状であり、低下症とは正反対である。橋本病(慢性甲状腺炎)が甲状腺機能低下症の代表的原因疾患である。
  • 重要用語: 甲状腺機能低下症, 体重増加, 基礎代謝低下 を正確に理解しておくこと。
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