第06章 内分泌疾患 / B. 甲状腺疾患
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Question
問題 465 内分泌器官と疾患との組合せで正しいのはどれか。
  1. 1下垂体――――シーハン病正解!
  2. 2甲状腺――――アジソン病不正解
  3. 3副甲状腺―――バセドウ病不正解
  4. 4副 腎――――クレチン病不正解
Explanation
解説
1. [正解]シーハン病(シーハン症候群)は分娩時の大量出血によるショックで下垂体が虚血性壊死を起こし、下垂体前葉機能低下症をきたす疾患である。 下垂体前葉から分泌される各種ホルモン(ACTH、TSH、GH、ゴナドトロピンなど)が低下し、多彩な症状を呈する。 産褥期の無月経・乳汁分泌不全が初発症状となることが多い。
2. [誤り]アジソン病は副腎皮質機能低下症であり、甲状腺の疾患ではない。 甲状腺の疾患としてはバセドウ病・橋本病・クレチン病などが該当する。
3. [誤り]バセドウ病は甲状腺機能亢進症であり、副甲状腺の疾患ではない。 副甲状腺の疾患としては副甲状腺機能亢進症・副甲状腺機能低下症がある。
4. [誤り]クレチン病は先天性甲状腺機能低下症であり、副腎の疾患ではない。 副腎の疾患としてはクッシング症候群・アジソン病・褐色細胞腫・原発性アルドステロン症などがある。 | 内分泌器官 | 疾患 | |:---|:---| | 下垂体 | クッシング病、先端巨大症、シーハン病、尿崩症 | | 甲状腺 | バセドウ病、橋本病、クレチン病 | | 副甲状腺 | 副甲状腺機能亢進症・低下症 | | 副腎皮質 | クッシング症候群、アジソン病、原発性アルドステロン症 | | 副腎髄質 | 褐色細胞腫 | <p style="font-size:0.8em; color:#888; text-align:center; margin-top:0.3em;">表: 内分泌器官と主な疾患</p>
Key Points
ポイント
  • 内分泌疾患と病変臓器の対応は頻出テーマである。シーハン病は下垂体、アジソン病は副腎皮質、バセドウ病は甲状腺、クレチン病は甲状腺であり、正確に対応させて覚えること。
  • 重要用語: シーハン病, 下垂体前葉機能低下症, 分娩後大量出血 を正確に理解しておくこと。
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