第06章 内分泌疾患 / B. 甲状腺疾患
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Question
問題 460 糖尿病患者に合併しやすいのはどれか。
  1. 1結膜出血不正解
  2. 2甲状腺腫大不正解
  3. 3下肢の知覚鈍麻正解!
  4. 4アキレス腱反射亢進不正解
Explanation
解説
1. [誤り]結膜出血は外傷や出血性素因(血液凝固障害など)で生じる所見である。 糖尿病の眼合併症は網膜症であり、結膜出血は糖尿病に特異的な合併症ではない。
2. [誤り]甲状腺腫大はバセドウ病や橋本病など甲状腺疾患の所見である。 糖尿病と甲状腺腫大は直接的な関連はない。
3. [正解]糖尿病性神経障害は糖尿病の三大合併症の一つであり、末梢神経(特に長い神経線維)から障害される。 下肢の知覚鈍麻(手袋靴下型の感覚障害)が特徴的で、足先のしびれ・疼痛から始まることが多い。 高血糖によるソルビトール蓄積や微小血管障害が末梢神経を障害する機序である。
4. [誤り]糖尿病性神経障害では末梢神経が障害されるため、アキレス腱反射は低下・消失する。 アキレス腱反射亢進は上位運動ニューロン障害(錐体路障害)の所見であり、糖尿病とは異なる。
Key Points
ポイント
  • 糖尿病の三大合併症は網膜症・腎症・神経障害(「し・め・じ」と覚える)である。糖尿病性神経障害では下肢遠位の知覚鈍麻とアキレス腱反射低下がみられ、反射亢進ではない点に注意。
  • 重要用語: 糖尿病性神経障害, 手袋靴下型感覚障害, アキレス腱反射低下 を正確に理解しておくこと。
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