第06章 内分泌疾患 / B. 甲状腺疾患
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Question
問題 445 副甲状腺腫大を起こすのはどれか。
  1. 1心不全不正解
  2. 2呼吸不全不正解
  3. 3肝不全不正解
  4. 4腎不全正解!
Explanation
解説
1. [誤り]心不全ではカルシウム代謝の著しい異常は生じず、副甲状腺腫大の原因にならない。
2. [誤り]呼吸不全では副甲状腺への直接的な影響は少なく、副甲状腺腫大の原因にはならない。
3. [誤り]肝不全ではビタミンD活性化の第一段階(25-OH化)が障害されうるが、副甲状腺腫大の主因にはなりにくい。
4. [正解]腎不全では活性型ビタミンD(1,25-(OH)2D3)の産生低下とリン排泄障害により低カルシウム血症と高リン血症をきたす。これに対する代償として副甲状腺が反応性に過形成・腫大し、二次性副甲状腺機能亢進症(腎性骨異栄養症)を発症する。
Key Points
ポイント
  • 腎不全による副甲状腺腫大の機序: ビタミンD活性化障害→低Ca血症→PTH分泌亢進→副甲状腺過形成
  • 二次性副甲状腺機能亢進症では骨吸収亢進・骨粗鬆症・血管石灰化などが生じる
  • 重要用語: 腎不全, 二次性副甲状腺機能亢進症, ビタミンD活性化障害 を正確に理解しておくこと。
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