1. [誤り]心不全ではカルシウム代謝の著しい異常は生じず、副甲状腺腫大の原因にならない。
2. [誤り]呼吸不全では副甲状腺への直接的な影響は少なく、副甲状腺腫大の原因にはならない。
3. [誤り]肝不全ではビタミンD活性化の第一段階(25-OH化)が障害されうるが、副甲状腺腫大の主因にはなりにくい。
4. [正解]腎不全では活性型ビタミンD(1,25-(OH)2D3)の産生低下とリン排泄障害により低カルシウム血症と高リン血症をきたす。これに対する代償として副甲状腺が反応性に過形成・腫大し、二次性副甲状腺機能亢進症(腎性骨異栄養症)を発症する。