1. [正解]パーキンソン病では静止時振戦(安静時振戦)が四大症状の一つとして特徴的である。安静時に手指に丸薬を丸めるような振戦(pill-rolling tremor)がみられ、随意運動時には軽減する。
2. [誤り]甲状腺機能亢進症では手指の細かい姿勢時振戦(生理的振戦の亢進)がみられ、静止時振戦ではない。手を前方に伸ばした状態で紙片を載せると振戦が確認できる。
3. [誤り]多発性硬化症では中枢神経の脱髄により小脳障害を起こし、企図振戦(運動時に目標に近づくほど振幅が増大する振戦)がみられることがある。
4. [誤り]アルコール中毒では姿勢時振戦(本態性振戦様)や、アルコール離脱時の粗大な振戦がみられる。静止時振戦は特徴的ではない。