第06章 内分泌疾患 / B. 甲状腺疾患
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Question
問題 443 副甲状腺機能亢進症でみられないのはとれか。
  1. 1尿路結石不正解
  2. 2テタニー正解!
  3. 3病的骨折不正解
  4. 4高カルシウム血症不正解
Explanation
解説
1. [誤り]副甲状腺機能亢進症ではPTH(副甲状腺ホルモン)過剰により高カルシウム血症となり、尿中カルシウム排泄が増加する。その結果、尿路でカルシウムが結晶化して尿路結石を形成しやすい。
2. [正解]テタニー(筋痙攣)は副甲状腺機能亢進症ではなく機能低下症でみられる。副甲状腺機能亢進症では高カルシウム血症となるが、テタニーは低カルシウム血症により神経・筋の興奮性が亢進して起こる症状であり、亢進症では出現しない。
3. [誤り]PTH過剰分泌により骨吸収が亢進し、骨からのカルシウム・リン動員が増加する。その結果、骨が脆弱化(骨粗鬆症)し病的骨折を起こしやすくなる。
4. [誤り]PTH過剰分泌により骨吸収亢進(骨からのカルシウム放出)、腎でのカルシウム再吸収亢進、腸管でのカルシウム吸収亢進が起こり、高カルシウム血症となる。
Key Points
ポイント
  • 副甲状腺機能亢進症の三徴: 骨病変(骨粗鬆症・病的骨折)、尿路結石、消化性潰瘍
  • 高カルシウム血症の症状: 多尿、口渇、筋力低下、易疲労感、食欲不振、悪心・嘔吐など
  • テタニーは低カルシウム血症の症状で、副甲状腺機能低下症・ビタミンD欠乏・原発性アルドステロン症などでみられる
  • 重要用語: 副甲状腺機能亢進症, 高カルシウム血症, テタニーなし, 尿路結石 を正確に理解しておくこと。
病態カルシウムテタニー骨病変尿路結石
副甲状腺機能亢進症高値なし骨粗鬆症あり
副甲状腺機能低下症低値ありなしなし
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