1. [誤り]副甲状腺機能亢進症ではPTH(副甲状腺ホルモン)過剰により高カルシウム血症となり、尿中カルシウム排泄が増加する。その結果、尿路でカルシウムが結晶化して尿路結石を形成しやすい。
2. [正解]テタニー(筋痙攣)は副甲状腺機能亢進症ではなく機能低下症でみられる。副甲状腺機能亢進症では高カルシウム血症となるが、テタニーは低カルシウム血症により神経・筋の興奮性が亢進して起こる症状であり、亢進症では出現しない。
3. [誤り]PTH過剰分泌により骨吸収が亢進し、骨からのカルシウム・リン動員が増加する。その結果、骨が脆弱化(骨粗鬆症)し病的骨折を起こしやすくなる。
4. [誤り]PTH過剰分泌により骨吸収亢進(骨からのカルシウム放出)、腎でのカルシウム再吸収亢進、腸管でのカルシウム吸収亢進が起こり、高カルシウム血症となる。