第06章 内分泌疾患 / B. 甲状腺疾患
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Question
問題 440 粘液水腫に認められない症状はどれか。
  1. 1嗄声不正解
  2. 2寒がり不正解
  3. 3眼球突出正解!
  4. 4皮膚乾燥不正解
Explanation
解説
1. [誤り]粘液水腫では甲状腺機能低下により声帯にムコ多糖類が沈着し、粘液水腫性浮腫が生じて嗄声(しわがれ声)を呈する。声の低音化も認められる。
2. [誤り]甲状腺ホルモン不足により基礎代謝が低下し産熱量が減少するため、体温が低下し寒がり・発汗減少を呈する。暑がりは甲状腺機能亢進症の症状である。
3. [正解]眼球突出はバセドウ病(甲状腺機能亢進症)に特徴的な症状であり、粘液水腫(甲状腺機能低下症)では認められない。粘液水腫では眼瞼浮腫がみられることはあるが、眼球突出は起こらない。
4. [誤り]甲状腺ホルモン不足により皮膚の代謝が低下し、汗腺機能低下・角質層の肥厚が起こり、皮膚乾燥・粗造を呈する。また脱毛や眉毛外側1/3の脱落もみられる。
Key Points
ポイント
  • 粘液水腫の症状: 嗄声、寒がり、皮膚乾燥、硬い浮腫、徐脈、体重増加、便秘、活動性低下、記憶障害など
  • 眼球突出はバセドウ病の三主徴(メルセブルグの三徴)の一つで、粘液水腫とは逆の病態である
  • 粘液水腫とバセドウ病は甲状腺ホルモンの過不足が逆で、症状も対照的である
  • 重要用語: 粘液水腫, 眼球突出なし, 嗄声, 寒がり, 皮膚乾燥 を正確に理解しておくこと。
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