第06章 内分泌疾患 / B. 甲状腺疾患
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Question
問題 437 バセドウ病でみられる症候はどれか。
  1. 1手指振戦正解!
  2. 2寒がり不正解
  3. 3眼瞼下垂不正解
  4. 4徐脈不正解
Explanation
解説
1. [正解]バセドウ病では甲状腺ホルモン過剰により交感神経系が興奮し、細かい手指振戦(安静時振戦)がみられる。手掌を前方に伸ばした状態で紙片を載せると振戦が確認できる。精神不安定・不眠・集中力低下なども交感神経興奮による。
2. [誤り]バセドウ病では代謝亢進により基礎代謝が上昇し産熱量が増加するため、寒がりではなく暑がり・発汗過多となる。寒がりは甲状腺機能低下症(粘液水腫)の症状である。
3. [誤り]バセドウ病では眼瞼下垂ではなく眼球突出がみられる。眼球突出は眼窩内組織の炎症・浮腫・肥大により眼球が前方に押し出される病態である。眼瞼下垂はホルネル症候群や重症筋無力症でみられる。
4. [誤り]バセドウ病では甲状腺ホルモン過剰による交感神経興奮で徐脈ではなく頻脈を呈する。安静時でも脈拍数が100回/分以上となり、心房細動を合併することもある。徐脈は甲状腺機能低下症の症状である。
Key Points
ポイント
  • バセドウ病の交感神経興奮症状: 手指振戦、頻脈、動悸、精神不安定、不眠など
  • 代謝亢進症状: 暑がり、発汗過多、体重減少、下痢、食欲亢進など
  • メルセブルグの三徴: びまん性甲状腺腫、眼球突出、頻脈
  • 重要用語: 手指振戦, 交感神経興奮, 暑がり, 頻脈, 眼球突出 を正確に理解しておくこと。
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