第06章 内分泌疾患 / B. 甲状腺疾患
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Question
問題 436 骨粗鬆症について誤っている記述はどれか。
  1. 1骨の化学的成分は正常である。不正解
  2. 2骨の絶対量は減少する。不正解
  3. 3閉経後に生じるのは高回転性である。正解!
  4. 4甲状腺機能亢進症でみられる。不正解
Explanation
解説
1. [誤り]骨粗鬆症では骨のカルシウムとリンの化学的組成比(Ca/P比)は正常に保たれているが、骨量が全体的に減少する。骨軟化症では化学的組成比が異常になる点で異なる。
2. [誤り]骨粗鬆症では骨形成よりも骨吸収が相対的に優位となり、骨密度が低下し骨の絶対量が減少する。その結果、骨が脆弱化し病的骨折を起こしやすくなる。
3. [正解]閉経後の骨粗鬆症はエストロゲン低下により骨吸収が亢進する高回転型骨粗鬆症である。記述自体は正しいため、出題の意図は「誤っている記述」を選ぶ問題として適切ではない可能性がある。ただし、老人性骨粗鬆症は低回転型である点と対比させる必要がある。
4. [誤り]甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)では甲状腺ホルモン過剰により骨代謝回転が亢進し、骨吸収が骨形成を上回るため骨粗鬆症がみられる。骨粗鬆症の二次性原因の一つである。
Key Points
ポイント
  • 骨粗鬆症の分類: 原発性(閉経後・老人性)と続発性(内分泌疾患・薬剤性など)
  • 閉経後骨粗鬆症はエストロゲン低下による高回転型、老人性骨粗鬆症は骨形成低下による低回転型
  • 続発性骨粗鬆症の原因: 甲状腺機能亢進症、クッシング症候群、副甲状腺機能亢進症、ステロイド長期使用など
  • 重要用語: 骨粗鬆症, 高回転型, エストロゲン低下, 甲状腺機能亢進症 を正確に理解しておくこと。
分類原因骨代謝回転
閉経後骨粗鬆症エストロゲン低下高回転型(骨吸収亢進)
老人性骨粗鬆症加齢、栄養不足低回転型(骨形成低下)
続発性骨粗鬆症甲状腺機能亢進など高回転型
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