1. [誤り]粘液水腫は成人の甲状腺機能低下症で、甲状腺ホルモンの分泌低下により代謝全般が低下した状態である。ムコ多糖類が皮下組織に沈着して圧痕を残さない硬い浮腫を呈する。
2. [誤り]甲状腺ホルモン低下により基礎代謝が低下し、産熱量が減少するため体温が低下し、寒がり・発汗減少がみられる。低体温も特徴的である。
3. [正解]粘液水腫(甲状腺機能低下症)では代謝低下により心拍数が減少し、徐脈が出現するのが特徴である。頻脈は誤りである。頻脈は甲状腺機能亢進症(バセドウ病)の症状である。
4. [誤り]原発性甲状腺機能低下症では甲状腺ホルモン低下に対するネガティブ・フィードバックの減弱により、下垂体から甲状腺刺激ホルモン(TSH)が代償性に増加する。血中TSH高値は診断の重要な指標となる。